羽田と成田の国際線保安検査場に、ボディスキャナーが導入されるという記事。アメリカの空港では何度も経験済みで、羽田に導入されるのはそちらのタイプ(中に被験者が入り、その周りをスキャナーがぐるっと回転する)見たいですが、成田に導入されるのはスイス製という事で、どうも記事を読んでいると中の被験者が回転する方式らしい。目が回りそう...
このボディスキャナー、導入はじめの頃に何度かアメリカの空港で経験しましたが、まず最初に戸惑ったのが、スキャナーに入る時に金属類だけで無くハンカチとか非金属物も全てポケットから出して入らないといけなかったこと。金属類だけだと思っていたので、TSAの係員に何度もポケットを警棒みたいな物で叩かれて、「ここに何か入っていないか」「(ハンカチで金属なので)無い」「本当に」「本当」「本当か?」「本当、ハンカチだけ」「それ、出せ」、みたいなやり取りが何度かあってやっと学習しました(笑)。
もう一つ困ったのが、一人当たりの検査時間が凄く掛かること。中に入ってスキャンするのは10秒くらいなんだけど、その検査結果がなかなか出なくて、酷いときには1分以上待たされることも。だから、凄くサービス率が低くて待ち行列がどんどん長くなり、その為か暫くするとこのボディスキャンタイプと、これまでのX線タイプの併用になりましたね。
所で、羽田も成田も、既存のX線タイプを全部入れ替えるんだろうか、それとも一部レーンに導入するんだろうか。成田の場合、ANAのAMC Diamondメンバー用の専用保安検査場がありますが、あそこも入れ替わるんだろうか。スペースとか、検査機器の都合から、あそこはそのままのような気がするけれど... まぁ、来月後半に成田を利用するから、その時に言ってみれば分かりますけれど... あっ、出国(出発)は、羽田発だった。まぁ、いいや... (笑)
こう言う世の中なので、安全を第一にすることには勿論賛成で異論は無し。でも、利用者としてはやはり待ち時間は少ない方が嬉しいわけで、かつ余り手間暇かけるようなことのない方が嬉しい。USの場合は、有りカジメ登録しておくと、TSA✔のレーンを利用出来て、その場合はパソコンをカバンから出さなくて良いし、靴も脱がなくて良いと凄く楽。ああいう仕組みを日本でも是非取り入れて欲しいし、さらに言うなら国際的な相互乗り入れで、日本の有資格者はアメリカとか欧州でも同様の仕組みの有資格者と慣れるようにして欲しいなぁ。2020年までに何とかならん物だろうか。
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