2017年3月2日

共産党の怖さ

産経新聞に掲載された、昨日の共産党小池氏と安倍総理との質問答弁(その1その2その3)。この時点では何処かの議員事務所からの陳情記録としか分かっていないので、その真偽も含めてよく分からない。書き起こされた質疑の内容を見ても、小池氏があやふやなところに言及せず、安倍総理から失言を引き出そうとしているような雰囲気を感じます。で、夜には鴻池議員が以前幼稚園経営者夫婦が陳情に来て面会したことがあるという事を明らかにしたわけですが(その1その2)、そうなると小池氏が出した面会記録は、この鴻池事務所の物?という疑いが。

今回の口利き騒ぎ以前にこの件で怖いと思うのが、共産党がどうやって自民党事務所の面会記録と思われるものを入手したのかという事。一番有りそうなシナリオは、鴻池事務所の内部の人間がコピーして、それを間接・直接か分からないけれど共産党に渡したと言う事。一番想像出来ない蹴れば、最悪のケースは共産党あるいはその協力者が断り無く鴻池事務所から持ち出したというケース。これだと完全に犯罪なわけだし、まぁ流石にこんな事は無いと思うけれど、やはり一番有りそうなのは事務所内の協力者というか不届き者になるのか、内部情報をリークしたさせた人がいるという事なんでしょうね。以前も、本来そんなに簡単に入手出来ないと思われるような内部文書が公開されるようなことがあったけれど、内部の人が正義感で持ち出すなら分かるけれど、その経緯がよく分からない今回の様なこともよく起こります。そういう経路不明な文書を理由に、相手に信義を党というのも変な話だけれど。

今回の件も、多分鴻池事務所の記録が出てきた物なんだろうけど、その中に具体的に「××を支持した、実現した」というような確実な記録が無いとなかなかそれだけでせめるのは難しいのでは。さらにどうやら今日発売の週刊誌では、亡くなった鳩山元議員の事務所関係者情報が掲載されるらしい。それが事実だとしても、既に個人になっている人物がどの様な行動をしたか確定させるのは、なかなか難しいのでは無いだろうか。

いずれにしても、これだけ騒ぎになりしかも胡散臭さが出てくると、森友学園への小学校開校認可は難しくなりそう。ただそうなると、この4月から入学する予定の学生は行き先に困るわけで、その手当はどうするのだろうか。せめられるべきはこの園長夫婦で有り、子供には全く責任はないわけですからね。そういう意味では、理由はどうあれこの学校を選んで今現在通園している子供達を取材対象にしているメディアも、もう少し配慮すべきだと思うんだけど。日頃は弱者旧サイトか言っている人達も、一寸立場が変わると弱者を利用するみたいな構図にも見えるんですよね。いずれにしても、今回よく分かったのは、相手事務所情報すら抜いてこられる侮れない力を持った共産党は怖いという事と、結局は週刊誌情報・新聞情報しかネタに出来ない民進党に未来は無いと言うことだろうか。

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