昨日の那覇空港では、航空自衛隊のF15戦闘機が訓練のために離陸する時に、1機の前輪が外れて滑走路を封鎖してしまい、2時間近くも空港閉鎖となってしまうトラブルが発生。
一報では「脱輪した」と聞いたので、誘導路移動中に何処か溝にでもタイヤを落としたのかと思ったら、写真を見る限りでは本当に前輪のタイヤが取れている雰囲気。これ、一体何をどうしたらこんなことになるんだろうか。少し前に、トラックのタイヤが走行中に外れて事故が起きたことがあったけれど、あれだってよほどの整備不良が原因なわけで、今回はそういう事情なのか、あるいは何か金属疲労のような原因なのか。
個人的に気になるのは、機体の移動まで2時間も掛かっていること。これがB777とかB767とか旅客機のトラブルなら、移動させるにも手間や時間が掛かることは理解出来るけれど、今回はそれよりは春香に小型の戦闘機。前輪の所でジャッキアップをして、代車みたいなモノを噛ませて、それで引っ張って移動出来ないのだろうか。今回は訓練のための離陸だけれど、これが本当に有事の時のトラブルであったとしたら、とても2時間なんて言う猶予は生まれないはず。トラブルの原因究明も大事だけれど、危機管理としても不安を感じる自己じゃ無いだろうか。将来的には第二滑走路が整備されて、どちらかが何らかの理由で使用出来なくても対応可能になるんだろうけど、それとは別に対策が必要なんじゃ無いかという印象を受けますよね。
いずれにしても、突発的な事故で空港に足止めされた、あるいは空港にたどり着けなかった乗客の皆さんは大変だったろうなぁ。沖縄の場合、空路が事実上唯一の移動手段ですから、これが飛ばないとなると他の対応を取りようが無いのが厳しいですよね。先週末に続き、今週も沖縄修行を予定していますが、ノートラブルで往復できるように祈るばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿