新年四日から一斉に社会が動き出し、政治の世界も2017年の戦いが始まりました。そんな中で、民進党の野田幹事長が「背水の陣では無く、すでに水中にいる」と現状の厳しさを強調したみたいだけれど、水中に落ちてしまったらもう負けじゃん。水(川)を背にして橋を落として、退路を断って前に進むから「背水の陣」。水没したと言う事は、すでに押し戻されて敗れていると言う事になると思うのだけれど。
まぁ、言わんとすることは分かりますし、危機感を持っているだけでもまだましなのかも。年末は、蓮舫代表の「仕事納めなのに働かされる」みたいな書込で一騒動有り、さらに年明けにも新年の挨拶が「新年快楽」と、中国式の言葉で書き込んだため、まだ解決されていない二重国籍問題もあり一騒ぎに。さらに火に油を注ぐように、その言葉をサクッと変更していたりするから、また騒ぎに。議員さんには沢山の「タレント議員」が居て、その中にはちゃんと仕事をしている人も居るのだろうけど(私は知らない-笑)、正直なところ「タレント議員」の仕事は選挙中にその知名度を生かして集票することで、仮に当選したとしても後は静かに議会に出席して手を挙げるだけが仕事。勿論その中でも自分なりに疑問や危機意識を持って、その解決に汗する人も居るだろうし、是非当選したならその地位を上手く利用して問題解決して欲しいと思うけれど、中々そこまで出来る人、やれる人は少ないでしょうね。
で、そんなタレント議員の中では、多分一番出世したと言って良いだろう、民進党代表にまで上り詰めた蓮舫氏。でも、昨年からの二重国籍問題に関しては、未だに解決した証拠は公開されず、ただ一人本人のみ「解決済み」と思っている。確かに日本の国籍は取得しているだろうけど、肝心の台湾の国籍離脱に関しては「手続きした」というだけで、なんの証拠も提示されない。結果、未だに「信用ならない政治家」という認識しか一般には無いのに、本人は知ってか知らずか、我関せず状態で、そんな状態なのに反感買うようなコメントを書き込んだり、ついうっかりなのか中国語で書き込んだりして、ますます疑惑と不満を大きくしているだけ。仮に、国会でそれなりに理解されるような活動をして、政治家として認識されていれば、これらの行為も「仕事納めも関係無く被災地に向かいます」とか「日中・日台友好」とか、上手く矛先をかわすことも可能だったのだと思うけれど、結果的に全て軽率で後手後手になっているし、裏付けが無いから誰からも信用されない悪循環。
20日から国会が召集されて再び審議が始まりますが、そこでも委員会拒否に本会議欠席で対抗するのだろうか。昨日の大発会は、一気に400円近く上がって、19,600円近くまで上がりましたが、この状態が20日まで仮に続くとすると、与党側としても経済の好況を理由に予算編成に関してかなり自由に出来るンじゃ無いかと。一方野党側は、デフレ脱却が出来ていないことを言いたいのだろうけど、この株価を前にしてなかなか説得しにくい状況なのも確か。どう言う形で政策論争を持ってくるのか、それはそれで本当は見物のはずだけれど、結局は無意味なプラカードを付くって乱闘騒ぎするしか無いだろうなと、今から舞台裏が見透かされているのが、やっぱり既に水没している政党だからだろうか。
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