- 何故、高知県と沖縄では統計方法が異なるのか。また、それは他の都道府県ではどうなのか。
- 何故、統一的な指標で比較しないのか。全国的な傾向を知る上で異なる方法を許している理由は?
- 沖縄県は、最下位を脱出した平成22年度から方法を変更したと記事では書いているが、その理由は何故なのか。基地問題対応で経済的に苦境に有る事を維持したいと記事には書かれているが、それは裏付けのある話なのか。
例えば沖縄の特殊性として、他の都道府県は陸路で接続しているけれど、沖縄県だけは唯一空路と海路しか無いので、輸送費に関しては何か特別な重み付けが必要という理由はあるかもしれない。ただ、それってあくまで想像なだけで本当の理由は分からない。陸路は無いかもしれないけれど、那覇空港は24時間空港で、地勢的なものを考えても他の地方空港と比べても有利な点も多いわけで、それは逆にプラスマイナスでプラスになるかもしれない。あるいは、米軍関係の仕事を入れる・入れないという話だとすると、また一寸違う説明が必要かもしれない。
少し前に、東京新聞が数値比較を視覚比較に変更して誤認識させるような記事を掲載して、読者に誤解させるような情報を与えたりしていましたが、情報提供することが仕事である新聞社が、間違ってもやっちゃいけないことですよね。産経新聞の記事は舌足らずだけれど、東京新聞は意図的な点でより不適切と思うけれど、どちらもメディアとして読者が誤解するような記事を掲載しているという点では、同罪でしょう。昔なら、我々はそう言うメディアからしか情報を得ることが出来なかったけれど、その分新聞の記事の信頼性もそれなりに高かったもの。しかし今現在は、ネットから幾らでも情報が得られるようになった半面、本来情報の基幹組織として信頼性を担保しないといけない存在なのに、その役目を果たしていない、果たせないという事をもっと真剣に危惧するべきじゃ無いだろうか。
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