2016年12月17日

Evernoteのポリシー変更

火曜日にEvernoteからポリシー変更のメールが届き、ここの記事に書かれているように従業員が内容を見ることがあると言うことで、速攻でEvernoteのアカウントを削除しました。もう7~8年位前に作って、最初の頃はオンラインでシームレスに情報共有出来ると言うので便利に使っていましたが、もう最近では全く使わない状況だったこともありますし、それならいっその事削除した方が手っ取り早いし安全だし、ということで。結構そういう人は多いんじゃ無いだろうか。私は無料会員のままだったから、あっさりと切り捨てることが出来ますが、有料会員の人はそうも行かないでしょうし、その後Evernoteがポリシー変更の停止を表明したから、私みたいにあっさり切り捨てなくて良かったかも(笑)。

私も開発業務の端っこにいるので、こういう風にユーザーの生データに接してリアルなデータを参照したり、利用したいと言う動機はよく分かります。ただ、立場が変われば個人的には、仮にそれが個人的に問題無い内容であっても、やはり気持ちの良いものでは無い。まぁ、この辺はユーザーの我が儘ではあるけれど、ちょっとEvernote側も拙速だったというか、やり方が拙かったというか。あと、Evernote事態に以前ほど魅力を感じられないというのも、今回あっさりアカウント削除する理由なんですが、どうだろう最近の人はどうやってこのサービスを利用しているんだろうか。このサービスが始まった頃は便利だったけれど、最近ではファイル共有サービスなんて幾らでもあるし、画像・動画共有も同様。「ノートブック」という形でデータを積み上げていくのは昔からのやり方だけれど、個人的にはデータが増えていくと発散して使いづらいかなという印象がありましたが、最近ではどうだろうか。

データの蓄積だけで無く、付加価値サービスとしてデータマイニングみたいな事とか、ユーザーの行動予測みたいな事にもこの先サービスを拡充させたいんだろうけど、個人的にはそういうプライベートな事はローカルでやって、その結果だけを自分の他のデバイスと共有できるような仕組みならまだ許せるかなという感じ。全てを共有していくというも一つの考えで、多分究極の情報共有という意味ではそちらの方が正しいのでしょうけど、私などは古い世代の人間だからどうしてもそう言うことには一定の抵抗感を感じます。いずれにしても、ポリシー変更を撤回したEvernoteですが、今回の件は結構影響が大きかったのでは。まぁ、自分的には既に終了したサービスなので、ある意味スッキリして良かったんですが。

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