2016年12月28日

ガソリーヌと台湾国籍問題

全く梨の礫だった、民進党山尾氏の不正ガソリン代請求の件。なんかこっそりと名古屋でこんな記者会見を開いて釈明したみたいだけれど、なんで東京でやらないの? さらに、不正行為を下元公設秘書が全額返金しているので告訴は見送るとのことだけれど、政治資金をある意味流用したわけで、その罪は決して軽くは無いと思うのだけれど。しかもこの人、元は検察官ですよね? ある意味、法の番人的な立場にいたのに、それでいいのだろうか。同じ事が多分自民党で起これば、それこそ議員辞職に告訴をして騒ぐだろうに。

さらに、最近でもかなりの金額のガソリン代が相変わらず支出されているみたいだけれど、それは適切というのだろうか。単に記者会見するだけではなく、その内訳も証明して欲しいところです。これだけ時間をかけたのに、余りに結論だけ言ってお終いでは、誰も納得しないのでは。しかもこのタイミングって、年末の忙しい的に出来るだけ表に出ないように計画して発表したような印象。でも、仮にも公設秘書が不正行為をしたと確認されたなら、ご本人の責任もそれなりにちゃんと生まれると思うのだけれど。

もっとも、この人だけで無く、党代表の蓮舫氏の二重国籍問題も全く説明が無いままで、「日本国籍はある」事は確かなんだろうけど、「台湾国籍離脱」に関しては、相変わらず本人が「問題無い」というだけで何の証拠も提示されていない。台湾の政府サイトでは、以前は処理中という表示がされていたのが、今月中頃にはそれも消えてしまい、可能性としては離脱処理されたと言う事と共に、処理が何らかの理由で却下された、と言う事もあるらしい。いずれにしても、9月の時点で解決済みみたいな説明を氏太くせに、実はつい最近まで、あるいは今になっても台湾籍離脱処理はされていないとしたら、法律以前に政治家としての信義が問われることだと思うのだけれど。彼女も、やはり年末年始の忙しさでこの話題がフェードアウトすることを狙っているんだろうか。

国会議員として、本来ならば本会議や委員会で必要な法律作りや改正の議論をしなきゃいけないはずなのに、何かあれば退席したり審議拒否ばかり。普通の会社でそんなことをやったら、即刻停職とか首になりますよ。不満があるならちゃんと国民が理解出来る形で主張しなきゃ。勿論、最終的には多数決で決定するから与党有利なのは確か。でも、与党にしても無理に法律を通したとなれば問題が生まれる可能性もあるから、譲れるところは譲るだろうし、それなりに理由がちゃんとしていればそこは論理で相手を説き伏せることが出来るはず。それが出来ないから、下らないプラカード作りや委員会での力ずく阻止みたいな事しか出来ない集団(政党とは言わない)に落ちぶれているんでしょうね。それがいつまで経っても上昇しない政党支持率や、一番の支援組織である連合すら見限られてきている現状をもっと深刻に認識しないと。

民主党時代から期待などしていないけれど、今状態が続いていけばどんどん衰退して、今の社民党のように消えていくかもしれない。それなら少しは現状を支持しても良いかなと思ったりもします。民進党の議員全員があんな人達ばかりとは思わないけれど、まともな議員ならばもう一寸何か考えないと、結局税金の無駄遣いにしかならないと思う。

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