2016年11月25日

茶番を馬鹿にされて...

萩生田官房副長官が、民進党の国会対応を「田舎のプロレス」「茶番」と揶揄されたことに民進党の山井国対委員長が怒っているわけですが、言葉は悪かったけれど、事実じゃんと思う人が、多分国民の95%位だろうか(マテ)。まぁ、明らかに言葉尻を取られそうな言い方をする萩生田氏が一番悪いのだけれど、もう少し違った言い方をするべきでしたね。「了解を得ないプラカードを持ち込むことも怪しからんし、それを明後日の方向、カメラの方向に向けて何を主張するのか」、とか。

で、さらに別の議員がこんなことを言っているけれど、でもレスリングではなく「プロレス」っていうのは、筋書きのあるドラマでしょ。「がちんこのプロレスを国会でやる」っていう事は、シナリオを作ってドタバタをやって、最後に決められた勝者がフォール勝ちする、あるいは引き分ける、という話なわけで、それって別の場合には「談合」とか「裏取引」とか言うんだけど、分かっているんだろうか。これで「自民党は国会でのプロレス行為を認めた」とかなんとか言い出して、力ずくで委員会審議とかを中断させるようになるんだろうか。本当にそんなことをやったら面白いけれど、「○○」だよなぁ。

で、正直なところ、民進党が批判してみても、結局はその通りのことをやっているわけで、文句を言うなら言われないようにしてみろよ、とみんな思っているはず。大体自分達の行為の正統性を主張するのでは無く、やれ「真のプロレスを知っているのか」とか「田舎とは何処のことだ」とか、枝葉末節以前の話で相手を攻めるというのは、結果的にその言われたことが図星だった証拠。大体「国会審議に対する侮辱」って言うけれど、自分達のプラカード行為や審議拒否がどれだけ国会審議を侮辱しているのか考えて見ろと言っても、蛙の面になんとやらだろうなぁ。ほんと、民進党が存在感を見せる時って、こういう時しかないって言うことに気がつかなきゃいけないのだけれど、それすら気がつかないほど○○と言う事なんだろうな。

「田舎のプロレス」という表現は、確かにあの状況を一言で言い表す言葉ではあるけれど、それを普通の人間が言うのと、政府のそれなりに責任ある立場の人間が言うのでは、やはり重みが変わってくるのは当たり前。そう言う意味で、録音まで残るような場所で言ってしまうのは、彼の大きな失敗。どうせ言うなら、もう少し言い方を考えなきゃ。最初にも書いたけれど、「カメラを意識した示威行為」とか「カメラ目線」とか、カメラに向けた行為なのは確かなんだから、そう言う言い方をすれば、次回からはカメラに向けてでは無く、発言者に対してちゃんと正しい方向にプラカードを向けてくれるかもしれない。いゃ、真面目な話、あのプラカードというかフリップというか、プレゼンボードと言うのか、あれを最初にやり出したのが誰がいつからか分からないけれど、全然質問相手に対しての表示になっていない。普通のミーティングだったら、「見えないぞ」と偉い人から一喝されるケースです(笑)。

まぁ、民進党なんかに例えられたら、最大の侮辱ですよね。だからプロレス団体は大きな声でクレームすれば良い。「俺たちは民進党みたいな茶番はしない」と(笑)。

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