未だ出口が見えなくなってきた豊洲問題。今度は維持費の問題ですかぁ。でも、それって今回の盛り土問題や環境問題とは別に、最初から試算されて分かっていた話では? だから、既に結論を出した話じゃ無いかと思うのだけれど、今更また出てくるというのは、小池都知事が新たな火種で再び衆目を集めたいという事なんだろうかと邪推してしまう。
最近思うんですが、オリンピックの費用問題で削減しても、その分以降延長している豊洲の維持費などで消えてしまうのでは? オリンピックはオリンピックで、豊洲は豊洲で必要な問題は話し合って解決すべきだとは思うけれど、でも責任者である都知事としては、それらの上位の視点で総合的にベターな解決策を決めて進めていくのが仕事のはず。直接はリンクしていないけれど、でも仮にオリンピック関連予算で何千億円という削減が可能になっても、豊洲関連で同じだけの出費が生まれては本末転倒なわけで、そこはある程度バランス感覚が必要。豊洲で言えば、よほどの環境問題がで無い限りはとっとと豊洲に移動して、その上で必要な改善策は進めればいい話。どんなに新品な設備であっても、使っているうちに使い勝手が悪いとか問題が生まれると言う事はあるわけですからね。少なくとも運用に関係した問題というのは、後は環境関連の検査結果だけで、それさえ問題無ければ早く移動の計画を立てて、追加費用も最少化するべき。築地にいれば一升安全という話は、既に築地の環境条件もそんなに安心では無いと言う結果が出ていたはずで、それに関しての話題は広がらないんですよね。豊洲ではあれだけ喧々諤々メディアが騒いだのに築地問題では何故か静か。結託してるんじゃ無いのかと勘ぐってしまうくらい。
就任後100日の蜜月時期が終わり、これからは風当たりも強くなる小池都政。彼女の性格だと、常に話題の中心に痛い気持ちもあるんだろうけど、政治家は結果を出してなんぼの世界。まずは問題を挙げる事は一休みして、これまで挙げた問題の一つでも二つでも解決して結論を出さないと。まぁ、東京都民でも無い人間が何か言っても仕方ないのかもしれないけれど。
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