2016年11月3日

無駄な説明

小池都知事の、豊洲問題に関しての緊急会見が行われたけれど(No.1, No.2, No.3)、正直何が「緊急」なのか、何が「会見」する重要性のある情報なのか疑問。大体、盛り土が無かったことに関しては、汚染対策としては優れた判断と言われていて、構造上問題無いと言われてるわけで、問題とされるべきはそう言う内容が責任者がちゃんと理解せずに薦められていったという組織内部の情報共有の問題で、それってこの豊洲だから発生したのか、それ以外の都政の業務の中で無かったのか、先ずはそれを確認するべきでは。もしかしたら、2020東京オリンピック・パラリンピックにも同じ事が発生していたかもしれないわけだから。自分の関わる組織で言えば、「ルートコーズを見つける(根本原因を見つける)」訳だけれど、それって多くの場合はその問題によって本来意図していた製品の機能や仕様が満足されない可能性があるから解決しなきゃいけないわけだけれど、今回の場合は別に元の盛り土に戻す必要は無いのだから、その原因追及の優先順位は高くないはず。

一番重要なのは、いつから豊洲が使えるようになるのか、いつ延期した引っ越しを実行するのかと言う事で、その事が会見で説明されないと言う事は、その会見の目的が単なる「説明」だけなわけで、それなら別に人を集めて話をすることの程でも無いだろうし、説明させるならその問題の解析を行ったProject Teamの責任者が話しをすれば良いだけのこと。彼女が話をすべきは、結論なわけで、それは豊洲にいつ移動するか、と言う事のはず。結局今回もその肝心なところが無いままにメディアだけ集めて話をしても、それって自分の立場を宣伝したいだけのように感じます。

仮に今回の盛り土が無かったため、豊洲市場が傾いたとか、何か重要な機能や施設が省略されたとか言うなら、今回のように責任者を追求することも認められないわけじゃ無いけれど、それでもあんな会見は不要。大体、その責任者に対しての処分の説明も無いわけだから、本来なら明確になった情報田達の齟齬の内容によって、その責任者の責任範囲をかくてさせて、もし処分するならその内容もちゃんい言えるようになってからする話のはず。それだって、今必要な話じゃないでしょう。

都知事選挙の時には一寸期待感も感じたけれど、段々と彼女が何をやりたいのか、何が出来るのか、大分疑問符が出てくるようになってしまいました。

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