2016年8月17日

MRJ@Moses Lake

開発が進むMRJが、来週にも初号機をアメリカのMoses Lakeにフェリーして、本格的な米国での試験飛行を開始するという記事。名古屋を出発して、新千歳、カムチャッカ半島、アラスカと経由して、ワシントン州シアトル郊外の空港まで飛ぶらしいけれど、大変そう。同サイズのエンブラエル170/175なんかも、南米から確かヨーロッパ経由で日本までフェリーされてきますが、あれはやはり陸上を飛行する事の安心感だからだろうか。

秋のうちに初号機から四号機までをフェリーして、その後一年間をかけて試験をするそうですが、もうこれ以上の遅延は許されないだけに是非順調に進んで欲しいですよね。この最初のモデルの目処が付かない限り、次の100隻クラスの次期モデルも陽の目を見る事も出来ないだろうし。地元浜松にも影響があるMRJの組み立て作業だけに、出来れば今の2018年のANAへの初号機能品を少しでも前倒しできたら嬉しいのですが。いずれにしても、是非順調に開発作業が進む事を祈るばかりです。

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