2016年8月14日

仕方の無い判断

金曜日に発生した、荷物積み込みのトラブル。この時、乗客の荷物を積み込まずに出発した機体があり、その為到着空港では荷物を受け取れず後続の便で運んでくる二次トラブルが発生。これに対して、出発時に説明が無かった事などに批判も出ています。自分も同様のトラブルに遭遇したら、多分良い気持ちにはならないだろうけれど、ただ飛行機の場合元々乗客と荷物が同一の機体で移動する事は確約していないのも事実。実際日本の航空会社では先ずロストバゲッジは発生しないけれど、アメリカなんかだと頡頏頻繁に発生したりします。原因は色々あるけれど、その中の一つに大量の荷物をさばききれなくてスケジュール優先で出発する事もあります。

今回の羽田でのトラブルは、事故発生が06:50で一応解決したのが07:30頃。この時間帯は羽田の朝の出発ラッシュの時間帯で、どんどん羽田から各地へ飛行機が飛び立つ時間帯。一方、08:00からは、今度は地方から羽田に向かう飛行機がどんどん到着し出す時間帯。07:00台に出発して開いたゲートに08:00台の飛行機が入らないといけないので、到着機受入のために咄嗟の判断で出発させたんだろうと想像されます。バスとか電車なら道路・線路上で停止して待つ事も可能ですが、飛行機はいつまでも空中に浮いているわけにも行かないし、着陸しても誘導路で待っているわけにも生きませんしね。

私はフライトトラブルではありませんが、以前PBI-IAH-SFO(S/O)-NRTと発券したところ(マイル稼ぎでは無く、安いチケットで検索したらこれが表示されたので)、PBIで預けた荷物が、NRTに到着した時には既に先に到着していてターンテーブルではなく地上係員の人が持ってきた事がありました。この時には、PBIで付けられた荷物タグの上に別のタグが付けられていて、それはPBI-IAH-NRTになっていました。わざわざSFOを経由させるのでは無く、翌日のIAH-NRTに搭載して到着したので、先に付いていたんですね。だから、私とは別のフライトで到着した事になります。

今回の羽田のトラブルとは理由は違うけれど、先ずは人を運ぶ事が最優先で、次に他のフライト屁の影響を最少化する事を考えると、今回の荷物無しでの出発は航空会社としては仕方ないと言えます。多分、羽田から同日中に後続便がある路線が優先されたんじゃ無いだろうか。新千歳とか沖縄等なら、30分とか1時間後には次のフライトがありますから、問題も大きくならないだろうけど、次のフライトが半日後とか午後遅くとなると一寸困りますよね。又は、乗客が既にそこからさらに移動している場合も。ANAの各空港担当者も大変な一日だっでしょうね。

アメリカなんかだと、こう言う事が頡頏頻発するので機内持ち込み荷物が大きくて、今度は機内での収納場所争いで乗客同士のトラブルが発生したりするんだけど、日本もそうなるかなぁ。でも、日本人の性質として一週間もすれば忘れてしまう気がする(笑)。

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