2016年8月25日

つまらない男

外国特派員協会での会見で、「岡田代表はつまらない男」と表現した事が波紋を広げています。前後の発言を読めば、ストレートな意味で「つまらない男」という批判ではなく、生真面目すぎる、堅物過ぎる、と言う事をジョーク交じりに表現したと言う事は分かるけれど、メディアはこういうキーワードは見逃さないわけで、早速センセーショナルに取り上げられている。メディアの責任もあると思うけれど、いつも与党側の発言の言葉尻とか一部をフレームアップして都合良く取り上げている側にしてみたら、ざまあみろとまでは言わないけれど、分かったでしょ位は言ってみたい(笑)。

さらに弁明の中では、「編集しないで」と言っているけれど、それって一種のメディアへの圧力では? ライブ中継ならそのまま流すだけだけれど、紙面にしても映像にしても文字数とか時間的制約がある以上、どうしても全体を要約してまとめて納めないといけない。仮に、その文章だけそのまま掲載するとしたら、今度はそれで弾かれる別の場所の発言が入らなくなり、ますます意味が分からなくなるかもしれない。良くも悪くも、そういう部分を考えながら全体としてそのメディアが主張したい事を織り込むわけで、それは良くも悪くもそのメディアの味とか性格になるわけですよね。

この人、昔タレントだった事もあるのか、確かに言葉は小気味よくでてくるし威勢も良いけれど、でも何か聞いていても響く物が無いというか、空虚な印象しか受けない。相手を攻めるという事を意識してか無意識に内在してしゃべるからか、結構後からブーメランで身に振り返ってきているような気がする。多分このまま蓮舫氏が新代表になるんだろうけど、何か言葉で失敗するような気がする。外に対してだけで無く、うちに対しても。

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