日本ではなかなか「完全禁煙」が進まず、逆に「分煙」が浸透しているように感じられます。私は毎週末新幹線通勤をしているし、趣味で飛行機にもよく搭乗しますが、どちらも車内・機内は原則禁煙。ところが、だからこそなのか、直前まで思いっきりタバコを吸ってくる輩がいて、そう言う人間は着ている服にも匂いが染みこむと共に、呼気も臭いので普通に隣で域をしているだけで臭い時も。新幹線なんか、高々1時間2時間なのに、乗ってくると直ぐに喫煙ルームに行って散々タバコを吸ってから禁煙席に戻ってくる奴もいるし、本当に迷惑。
東京オリンピック・パラリンピックでは禁煙を目指すという事ですが、どれだけ効果というか実現可能なのか。個人的には、完全禁煙というか、この世の中からタバコの類は無くなって欲しいけれど、それは現実的では無い。また、自分が嫌いなタバコとはいえ、嗜好品として流通している以上、それを利用する人の自由もあります。だから、分煙というのが落としどころかなとは思うけれど、その場合どうしても喫煙室から出てきた後の対応が今のままでは不満。出入り口にエアシャワーを付けて、服や髪の毛に付いたタバコの臭いを完全に落とすような仕組みを、どこかのメーカーが作ってくれないだろうか。
以前コンラッド東京に宿泊した時に、後からターンダウンに来た男性スタッフがヘビースモーカーで、入口で話している時からたばこ臭いなと思ったら、その後バスルームに入ったら、もっとたばこ臭かった。まさか仕事しながらタバコを吸っていたとは思えないので、彼の呼気が残っていたんだろうけど、何のための禁煙フロアー、禁煙ルーム宿泊なのかと小一時間。あれ以来、コンラッド東京には泊まる気持ちが失せているくらい。単に喫煙・禁煙を分煙するだけで良いと思うのでは無く、その後の事も考慮した東京オリンピック・パラリンピックにして欲しいですよね。
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