私もよく利用する成田エキスプレス(N'EX)。空港から東京駅までは1編成ですが、東京駅では横浜方面と新宿方面に前後半分ずつ分離して出発します。その新宿方面大宮行きの車両がポイント切替の間違いから横浜方面に進入してしまったというトラブル。成田から東京駅の地下ホームに到着すると、暫くして前半分が普通は横浜方面へ行き、後半分が新宿方面へ進みますが、今回は整備スケジュールの都合で逆になっていたことと、直前に人身事故などがあり運航スケジュールが混乱していたこともあったようですが、ちょっと信じられないミス。同一方向に進んだN'EXは、幸いにも車間があったので衝突しなかったようですが、それでももし間違って侵入した大宮行きの車両の前に走る電車があれば、それはそれでトラブルになっていたかもしれないし。
殆どの列車運行はコンピューター制御になっていて、通常運行時は勿論、何か事故発生時でスケジュールが狂った時にもそれなりの対応が出来るはずですが、やはり完全では無いのでこう言う事が発生してしまうことは理解出来ますが、でもやはりちゃんと対策をして欲しいですよね。それこそ列車本体にRFIDみたいなものを持たせて、予定しているスケジュールと実際の運行をリアルタイムで監視して、もし何か不整合が発生したら即座に修正する、あるいは一度止めて確認することが自動的に出来るようにするとか。
これ、夕方のトラブルで220人の乗客に影響したようですが、その後の乗り継ぎとかどうだったんだろうか。多分多くの人が大宮方面へ帰宅する目的だったんだろうと思うけれど、新宿当たりで長野方面への特急乗り継ぎとか計画していた人がいたら、ちょっと拙いですよね。私の友人が、同じ日にNYCから成田に帰国しましたが、こちらはもっと遅い便だったのでトラブルは無かった様子。確か、成田発の最終便を利用したはずなので、それでトラブルに巻き込まれたら目も当てられないけれど。
いずれにしてもJR東日本には再発防止策をちゃんとして欲しいですよね。あと、採算的には今でも微妙なんだろうけれど、今の30分間各の運航を、せめて20分間各、出来れば15分間か苦にして欲しいなぁ。直前に逃して30分待つというのは、結構大変。特に新幹線との接続が有る場合は、結果的に一時間後の新幹線になってしまいますからね。JR東日本産には、是非ご検討いただきたい。
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