2016年7月8日

行けと言ったり、行くなと言ったり

個人的には、この監督さんも彼の作品も知らないのだけれど、なんかこう言う事を言うのって何だかなぁと思って調べたら案の定だった。今回から18歳以上の国民にも選挙権が与えられて、一部高校生も含む若者層の掘り起こしというのが、どの政党にとっても重要な戦略だった蓮で、それが成功しているか失敗しているかは分からないけれど、少なくとも若者層の興味は大いに大きくなっているのでは。だから、投票にも前向きな意見が多く出ているのは、望ましい傾向のはず。ところが、その増えた若者層の賛成が与党に行くとなると分かった途端に、それまで応援していた人達が掌を返して「選挙に行くな」というのはどうだろうか。大体、選挙権は個人の基本的な権利のはずなのに、それを行使する菜というのは彼らがよく言うところの「憲法違反」にはならないのだろうか。

自分達が欲していない方向に多数が行くとなると、直ぐにその行動自体を止めさせようとするのは、昔からこう言う人達の悪いところですよね。それも、最終的には力で押さえようとする。せめて言うなら、もう一度考えろとか、その若者層が納得できるだけの説明をするべきで、それが無いから多数の意見が流れるわけです。

この週末に投票があって、その結果がどうなるかはまだ分からないけれど、今の時点で感じるのは、今回の選挙は与党が良かったというよりは、野党があまりに間抜けでダメだった事で、相対的に与党が郵政になるような気がします。そのダメな野党の中でも、一人負けを背負であろう民進党は飛散なんですが、それ故に多分そんなに得票率も増えていないだろうけど、相対的にライバルが落ちた分共産党が漁夫の利を得そうなのがちと心配。「確かな野党」ではあるけれど、その確かさがヤバいですからね。それに、野党の間は確かかもしれないけれど、仮に与党になったら反動で「不確か」になりそうだし。今回の統一候補に関しても、結果的に野党陣営が伸び悩んで相対的に低下するところまで読んでいたとしたら、やはり共産主義恐るべしですけど。

日曜日は、今回の選挙結果の分析や解説で夜は大騒ぎでしょうけど、自公と共産のほくほくに対して、後の政党はどうなんだろうか。大阪維新は良さそうだけれど。そうそう、個人的には、あの社民党には消えて欲しいのですが。当初は落選して、元党首は残るのかな。それはそれであの政党の分裂騒ぎになりそうだし、それで無くなるそれも良いかも。

今日から明日の天気は悪そうですが、日曜日は天気が持ち直しそう。投票率が上がれば野党に有利で、低いままなら与党有利という判断らしいけれど、今回はどちらにしてもそんなに大差ないんじゃ無いだろうか。で、やっと一騒動終わったと思ったら、東京都は直ぐに知事選があるわけで、本当都民の人達は大変。それでも、選び買いがあるなら良いのだけれど、どの候補も特にと言う人ばかりだし。選挙の投票率が毎回話題になるけれど、投票しようというモチベーションを起こさせるものをもっと見せて欲しい気もしますね。

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