2016年6月7日

TBSラジオ、ポッドキャスト終了

久しぶりに「ポッドキャスト」という言葉を聞いた気がするけれど、TBSラジオが10年続けたサービスを終了するという記事。昔は、その地域でしか視聴できないラジオ番組を、好きなプログラムだけ好きな時に視聴できると言う事で、ポッドキャストサービスは凄く便利でしたが、今では動画サービスがそれにとって変わってきているし、ラジオプログラム自体もradikoのサービスが始まり、ちょっと以前と比較してポッドキャストの付加価値と利便性は減ってきたのも事実。

ただ、以前にも書きましたが、人が何か「ながら作業」をする時に、HMDみたいなものを付けて何かを見ながら別の作業するというのは無理があるけれど、何かを聞きながらのながら作業っていうのは、結構有りだと思うんですよね。勿論、電話の受け答えとかの作業は並行して出来ないけれど、何かのペーパーワークであるとか、開発の仕事とか物作りなんていう仕事の場合は、多くの場合は目で見て判断して手や足を使って作業するから、耳には音が入ってきても問題無いはず。勿論、仕事の内容によっては、耳で聞きながら調整したり、程度を判断することも重要だから、何でもかんでもながら仕事を出来るとは言わないけれど、でも動画サービスなどで目や顔が塞がれるよりは、音声サービスというのはながら作業をする上には価値あるサービスだと思います。

最近ふと感じたんですが、私の子供の頃、まだ今のようなデジタルデバイスの「デ」の字も無かった頃、自分達の娯楽というか楽しみは「本」でした。良く、歩き読みは危険だし目も悪くなるから止めなさいと、親や学校の先生から言われましたが、当時は本を読みながら歩くから、下を向いて歩いていました。それが、1970年代終盤にWALKMANが登場すると、音楽を聴きながら歩く・仕事をする、と言う新しいライフスタイルが生まれて、だから下を向く時代が音楽を聴きながら前を向くスタイルに変わりました。その後、携帯が登場し、スマホになると、その画面見ながら生活するから、再び下を向くスタイルに戻ってしまう。だから、次の時代のスタイルは、再び前を向いて生活できるデザインになると個人的には思っています。先ず思い浮かぶのは、VRでHMDを早着することですが、これは顔全部を覆うから多分ダメ。ドラゴンボールのスカウターみたいなデザインの空間表示装置なら「有り」かもしれない。だから、目指すデザインの一つはそれかな、と。

で、もう一つ思っていたのが、統合的な音声環境で、音楽再生にポッドキャスト再生、さらには通話の送受信に音声コマンド等、ようするに耳に情報を集中させるやりかた。ただ、耳で聞いてキーボードを使うと言うのはちぐはぐなので、底には音声で操作可能と言う要素は外せないと思うんですよね。で、それってHMDのデザインでも必要で、だから今後はSiriとかのような対話型のI/F研究って重要だと思う。

ラジオ放送は、今ではradikoで平行配信しているわけだから、その時にデジタル化されているわけです。だから、その過程に何かフィルターを挿入して、番組毎に自動的に配信用データを準備することはそんなに難しくないのでは。で、その番組毎のデータをストリーミングでダウンロードする時に、その視聴者の個人データから最適と思われるラジオCMを前に挿入して配信したらどうだろうか。普通にCM入りのラジオ番組を着ているのと同じだけれど、ユーザー登録することで、あるいはダウンロードする番組の属性から、最適と思われるCMをリアルタイムに結合して配信する。それで、少しは利益化に貢献できないだろうか。手軽でかつ影響力も大きい「ラジオ=音声配信」って、結構重要だと思う。

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