つい先日にもIntelの人員削減の記事が出たと思いますが、今度は小型デバイスの中心サブシステムの一つAtomの開発中止の記事。個人的には、スマホサイズのデバイスでWindows10が動いてもそんなに嬉しいとは思わないし、一つのデバイスで全て賄うという考え方にもちょっと抵抗があるわけで、もともとAtom自体が一寸継子状態で生まれてきたCPUだしなあ。大体、Atomとうじょうの切っ掛けになったNetPC自体が、今では消えているわけですからね。Chromebookが代わりに登場してきたけれど、どうだろう、ネットインフラとかサーバー(=クラウド)環境とかの整備は、まだまだこれからだし。
実は仕事の関係で、いろいろと同様の話は聞こえてくるんですが、はやりPCビジネス全体のサイズが縮小してきているので、そこから脱落する企業やリソースを集中してサバイバルに向けてどの企業も必死になっているのは事実。ただ、タブレットにしてもスマホにしても、そのベースは昔からのコンピューター、パソコンな分けで、そういう意味でパソコンのバリエーションの範疇。仮に、これらのデバイスが淘汰される時代を考えると、全く別のデザイン、コンセプト、仕組みのもので無いと、例えば5年後くらいには今のUltrabookの更に軽くて薄いパソコンが主流になっていたりするかも。
個人的には定年まで後数年なので、この業界に関われる時間もそんなに長くないけれど、案外それ位は何とか持ちそうかな。そういう悠長なことを言っていると、あっと言う間に足下を救われるか(笑)。その数年の家に、新しいステージに一歩踏み出すくらいの気概がないと、この生存競争には生き残れないんですよね。
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