よくよく考えたら、この日は平日ですから、朝の出勤ラッシュの時間帯。それでも、何とかギュウギュウ詰めの電車では無く、多少は余裕のある電車でした。最初は京急蒲田で空港線に乗り換える予定でしたが、京急川崎で同じ電車と待ち合わせがあったので先に乗り換えました。これが正解。蒲田乗換だと、かなり乗車するのに苦労しそうでした。この時間帯、多分空港関係者とか空港周辺の物流会社に勤務する人達なんでしょうけど、結構途中駅で下車していき、国際戦ターミナル駅に到着したときには、かなり車内も空いていました。
実は、この日は朝からお腹の調子が悪くて、ホテルでは何度もトイレに入ることに。何が悪かったのかよく分からないけれど(鉄板焼きの前菜かなぁ...)、空港に到着して保安検査場を抜けて、ラウンジに入ると、まずはトイレに向かいほっと一息。何とかお腹も持ちそうなので、そのまま64番ゲートへ向かいました。
1) HND 08:40 - OKA 11:25 (NH467)
出発ゲート前に到着すると、ゲート前は修学旅行生が屯していてカオス状態。自分の荷物だけでなく、コンビニのビニール袋みたいな物が一人一つずつあり、どうやら機内で食べるだろうお弁当のようです。そのカオス状態を少し避けつつ64番ゲート前に回ってみると、オーバーブッキングでボランティアを募集していました。約30分後に飛ぶ次の便へ振り替えてくれれば、謝礼金1万円か7,500マイル進呈との事。アナウンスがあると、早速何人かカウンター前に並んでいたけれど、どれだけのボランティアが必要だったんだろうか。30分しか違わないわけだから、溢れた分そちらに回ってもそんなに大差ないと思うんですが。混雑していたからか、オーバーブッキングの影響か、搭乗開始は予定よりも少し遅れてスタート。出発予定時刻まえに搭乗者の列は一旦途切れたのですが、なかなかドアクローズとなりません。オーバーブッキングの振替調整なのか、何か別の理由か、結局10分位して何人か搭乗してきて、それでやっとドアクローズとなりました。
雨の羽田空港をD滑走路に移動し、水しぶきを上げながらの離陸。雲の上に出ればいつでも晴天なんですが。水平飛行に入ると、どうしようか迷いましたが、朝食をある程度しっかり食べていたことと、まずはお腹の調子が良くないので食事をするのは止めることにし、"Don't Disturb"のサインを出して睡眠モードに。ふと気がついて目が覚めると、もう九州を通過した後で、あと1時間弱で着陸するくらいのタイミングでした。その後は着陸前のシートベルト着用サイン点灯までウトウト。シートベルト着用のアナウンスがあったので、背もたれを戻して靴に履き替えたりしていると、CAさんがやってきて「お休み中でしたのでなんたらかんたら」といつものご挨拶。こちらも「はい、結構ですから」といつもの回答をして着陸態勢に入ります。
この日の空港侵入も、沖縄本島東側を通過して、南端を時計回りに右旋回しつつ空港を目指すルート。この日も快晴の青空の中、真っ直ぐにRW36に侵入してタッチダウンしました。お陰で、直ぐに右に舵を取りターミナルに向かい、ショートカットでゲートイン。暑い日差しの中、沖縄到着です。
戻りの羽田行きまで乗り継ぎ時間が90分あるので、一度外にでてから4Fに上がりロイヤルで軽く昼食を摂り、その後ANA Suite Loungeで暫く時間を潰しました。
2) OKA 13:00 - HND 15:25 (NH996)
いつものようにラウンジを少し早めに出て33番ゲートへ向かいます。定刻より少し遅れて搭乗開始。機内に入り、出発を待ちます。見ている範囲では、定刻よりも早めに搭乗してくる乗客の列は切れたんですが、ドアクローズになりません。「あぁ、またぎりぎりの家族連れか」などとおもっていたんですが、定刻10分位過ぎて地上係員のスタッフが、「羽田空港で大韓航空のエンジントラブルがあり火災発せい。滑走路が全て閉鎖されされています」と衝撃的なアナウンス。その為、乗客を一旦全員降ろすので荷物を持って出てくださいとの事。この時点では事情がよく分からないのですが、まずは自分の場所を確保すべくANA Suite Loungeに一目散に直行。入口でスマホでチェックすると、赤のエラーが表示されますが「996便の遅延で」と言うと、入口の女性スタッフが直ぐに理解して「どうぞ、中でお待ちください」と案内してくれます。私の後に続いて3人位入ってきたかな。この後、他地域の出発便などとも重なり、かなり混雑しました。
この後、時々羽田空港の状況などのアナウンスが入りましたが、当初は復旧の目処は付かず。でも、個人的には根拠は無いけれど、デブリが散らばっているわけでは無いし、エンジン火災で停止消火しただけだから、2時間位もすればC滑走路以外は使用再開になるだろうと何となく思っていました。で、2時間では解決しなかったけれど、3時間後には空港再開となり、遅れていた搭乗予定便は3時間ちょっと遅れの16:10発とアナウンスがありました。
3時間遅れたので、プレミアムクラスで配布予定の食事が賞味期限切れとなるため配布できないとのことで、ラウンジやゲート前ではプレミアムクラスの乗客に2000円のANAクーポンを渡していました。来週も週末に飛ぶ予定があるので、そこで何か利用することにしましょう。
私が搭乗したフライトは、元々の予定が13:00に沖縄発のNH996便。ところが、この前後のNH464(12:15発)とNH468(14:10発)は欠航となり、NH996便やその後のNH470(14:30)に振り返られていました。最も、最初に外に出されたときに、ある程度慣れている人は直ぐに振替の手続きをして、セントレア行きはあっと言う間に満席になったような事を、ラウンジの中で別の乗客の人がはなしをしていました。後で調べてみたら、この日のフライトのうち、トラブル発生後に到着予定のフライトは、
- NH462 (OKA 11:30 - HND 13:55) : 関空へダイバードして、フライト打ち切り
- NH464 (OKA 12:20 - HND 14:45) : 那覇空港に引き返して欠航
- NH996 (OKA 13:00 - HND 15:25) : OKA 16:17 - HND 18:40 (遅延)
- NH468 (OKA 14:10 - HND 16:35) : 欠航
- NH470 (OKA 14:30 - HND 16:55) : OKA 17:27 - HND 19:48 (遅延)
- NH472 (OKA 16:35 - HND 19:00) : OKA 19:33 - HND 21:51 (遅延)
- NH1098 (OKA 17:35 - HND 20:00) : OKA 18:02 - HND 20:30 (遅延)
- NH474 (OKA 18:20 - HND 20:40) : 欠航
- NH476 (OKA 19:20 - HND 21:40) : OKA 19:38 - HND 21:57 (遅延)
- NH478 (OKA 20:40 - HND 23:00) : OKA 20:46 - HND 23:05
3時間遅れの出発となりましたが、どうせこの日も都内で宿泊する予定だったので個人的には問題無し。ただ、流石に待ちくたびれて疲れたので、復路のフライトもずっと寝たままでした。羽田空港に降りるとき、多分B滑走路のRW22を使うから、C滑走路にまだいるかもしれない大韓航空機を見られるかなと一寸期待したんですが、A滑走路のRW34Lに着陸。その後、時計回りに第二ターミナルに向かい61番ゲートに入ったんですが、この時には「あそこが消化場所?」と思われる、白い物が広がっている場所がみえただけで機体は無し。最も、この時点ではC滑走路も再開していたようで、タクシング中にANAのB737が降りてきたくらいですから。
トラブルで3時間遅れとなりましたが、取りあえず予定通り移動出来たから問題無しです。自分の搭乗機が今回の様なエンジントラブルで緊急脱出するようになると大変ですからね。これから、まだ何度も飛行機に乗る機会があると思うけれど、それだけは避けたいですねぇ。(続く...)
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