2016年3月3日

代替機能

世の中には、色々なことを思いついて実現する人が居る者だと感心するけれど、これは音楽機能のないMacBook Airで、特定の命令実行時に発生するバスノイズを利用して、演奏してしまうソフト。まぁ、ノイズも電磁波の一種だから、それを無線のようにして受信機に拾わせるのは、昔のようにEMI/EMCが今ほど上等で無い時代にはよくある話だったけれど、それを使って演奏するところまで行くとは凄い。AMラジオの周波数帯の電波(ノイズ)を出すことは比較的簡単だろうけど、音階を得るために変調しなきゃいけないわけで、それははループして波形を作っているんですね。

本来必要なものが無いときに、別の物を使って代替機能を実現するというのは、時々切羽詰まったときにあるけれど、なかなかここまでのことは出来ないんじゃ無いだろうか。でも、考えてみたら、ノイズジェネレーターが有って、それを何かの方法で変調出来れば音発生が可能似なるわけだから、最も基本的な事をやっているだけとも言えますね。こう言う才能にも、敬意を表したいものです。

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