2016年3月18日

フォントは大事

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Windowsのフォント問題。私も特にWindows10にしてから、そのシステムフォントの見づらさに頭にきた人間ですが、今でも一番の不満の一つ。

Macが、もともとDTP用に普及したと言う事もあり、DPIとかサイジングとかフォントに関しては、敏感だったという事情はあるけれど、それにしてももう何十年も経つのに改善されないWindows。勿論、OSであるWindowsだけではなく、その上で動作するアプリケーション側にも問題があるのだけれど、そこはもう少しMicrosoftがイニシアティブをとって何とかして欲しい。OSとの互換性だの認証だの、色々五月蠅いことを言っている割りには、肝心なところは結構いい加減なんですよね。SDKとか出しているわけだから、そこをちょっと準備すればかなり改善されると思うのだけれど。

もう一つ思うのは、画面の高解像度化に追いついていないこと。スケーリングに関しては以前も不満を書いたけれど、小画面での高解像度使用の場合や、その逆の場合、さらには大画面で標準解像度での使用時など、色々なユースケースが一台のパソコンでも想定されるのに、それに合わせてフォントのシェイプや属性をダイナミックに変更したり出来ないので、結局ある状態で見やすいように調整すると、それ以外の場合にはどうにもならない場合も。本当なら、外部モニター等複数画面で使用する場合には、その画面毎にフォント設定したいところなんですよね。解像度の違いもあるわけだから。

人間が何か機会やデバイスを操作するときには、視覚情報というのは一番重要なインターフェースだと思うのだけれど、その割にはWindowsは努力の跡は見えるけれど結果がついて行っていない、もう一寸頑張って欲しい子の印象がずっと続いています。今は仕事の関係でどうしてもWindows環境が必要だけれど、プライベートではそろそろMacに浮気しようか(笑)。

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