Microsoftが突然発表した、Windowsのサポートポリシー。一番問題なのは、次のプラットフォームからWindows10のみをサポートするという内容。現在発売されている、SKylateの次の世代(Kaby Lake)からですが、そのSkylakeも2017年7月17日でWindows7/8.1のサポートを停止するという話も。企業ユーザーを中心に、Windows7の需要はまだ当分あると思うので、そうなると旧モデルをまとめ買いする企業も出てくるんだろうか。そう言えば、WindowsXPのサポート終了の時にも、そんな騒動があったような記憶が...
Microsoftとしては、いかに世界的規模の企業とは言え、複数のOSサポートをするのはもう限界ということなんでしょうね。その点AppleはMacOSという一つに絞ってバージョンアップをしていて、古いプラットフォームに関しても、ある程度サポート期間を設けて減価償却したら乗り換えやすくしているから不満は少ないのだろうけど、ここまでバリエーションが広がってしまったWindowsユーザーサポートは、その比じゃ無いだろう事は想像できるんですが。
ここでふと思ったのは、MicrosoftもApple方式を導入したいんだろうか、と言う事。今回のWindows10が登場した時に、ビックリしたニュースが二つあり、一つは既存のWindows7/8/8.1ユーザーに対して無償のアップグレードを提供したこと。これまでのMicrosoftでは考えられないけれど、これによりOS基盤の収斂を目指していたのでしょう。もう一つは、Windows10発表時に、今後は「Windows11、12、...」の様な名称でのアップデートは行わず、SPのような形で更新をしていくと言うこと。つまり、「Windows10」という名前だけが残って、実は裏のバージョンはどんどん亜月テイクと言う事。この時は、単にMacOSのやり方を真似ただけだと思ったんですが、よくよく考えると、それなら「Windows10」と番号を付ける必要も無いんですよね。「The Windows」とか単に「Windows」と呼べば良いだけ。裏ではアップデートされていて、メジャーアップデートの何番目かという違いはあるんだろうけど、外からみれば「Windows (10)」のまま。Appleの用に、コードネーム(メジャーバージョン)でサポートプラットフォームを制限するんだろうけど、既存のWindowsユーザーには少々混乱を招くような気がします。
しかし、企業ユーザーは混乱するんだろうなぁ。うーん、仕事にも大きく影響しそうです。やれやれ...
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