Hyattホテル内のPOSシステムがマルウェアに感染していて、昨年の8月から12月にかけて被害が発生しているという記事。日本国内でも、パークハイアット、アンダーズ、あと箱根と京都のリージェンシーの4ホテルが該当するらしい。困るのは、どの顧客が被害に遭っているか特定出来ないと言う事。私も、昨年にVISAカードを作り直ししたけれど、今回はカード会社もいろいろで、対応は大変そう。記事の中では、昨年SPG系でもあったと書かれていますが、Hiltonもしかし、Hyattもしかりとなると、ほとんどのホテルチェーンで発生していると思った方が良さそうですね。MarriottとかInterContiも、そのうちに来るんだろうか。
クレジットカードは、もう生活の中では現金以上に利用しているものだけに、POSやら決済システム側での対策も、もうちょっと頑張って欲しいところです。昔は、POS端末等は独自のアーキテクチャー、H/W、S/W等を利用していたので、安全度は高いと言われていましたが、コストダウンやらPC機能が発達して、最近では中身はPCそのまんまで、OSやアプリを入れ替えて使っている物も多いですからね。さらに、今ではインターネットに普通に接続して使う事も常識になってきているから、通常のクライアントPC以上のセキュリティが本来は必要なはずなんですが、やはりコスト重視の商品だけに中々そこまで手を回すのが難しいのかな。
ただ、入ってくるとしたらホスト側からPushされない限りはPOS端末に感染するとは思えないので、ホスト側でかなり対策を取ればリスクは下がりそう。まぁ、その当たりは専門の人が既に対策ずみなんだろうけど。いずれにしても、現代生活を送る上でのリスクと割り切るしか無いのかも。少なくとも、毎月の利用内容を確認して、おかしな所があればクレジット会社にクレームして対応して貰えますから、先ずは自分の身は自分で守るということですよね。言ってみれば、「クレジットカードリテラシー」みたいな物なんでしょうね。
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