2016年1月1日

日韓合意のその後(2)

二年越しの話題となった日韓合意。例によって、最後は韓国が卓袱台返しするんだろうなぁと、生暖かく見守るつもりですが、今回一寸違うかなと思うのは、韓国政府がこんな感じで説得しようとする姿勢を見せていること。これまでの例だと、そもそも日本が謝罪をしても、それに対してどうこうコメントすることすら公にならなかったのに、今回はその合意の様子をメディアに流すわ、直後に関係者に韓国外務省が説明にでるは、そして反対が出ても今のところ怯まずに再度声明を出すとか、これまでに無い「やる気」を感じさせます。

先日の合意発表後、日本にしてみれば後は韓国が先ずは仕事をしないと、日本はお金も出さないし安倍総理の声明も出さないしという高みの見物モードなので、これまでの日韓交渉とはかなり趣が違ってきている印象です。さらに言えば、来年3月にはアメリカで核安全保障サミットで日米韓首脳会談が開催されるかもしれないし、仮にそれが開催されなくても5月には伊勢志摩サミットがあり、当然安倍首相としては朴大統領を招待するだろうから、その時には何らかの結果を出さないと行けない。特に3月末の日米韓首脳会談が開催されれば、今回の合意がアメリカ大統領によってエンドースされてしまうわけだから、もう韓国としては「やるしか無い」状態になるわけで、そう言う切羽詰まった状態が、この年末にもわざわざコメントを出さざるを得ない状況を生んでいるんでしょうね。どう言う理由でこういう風になったのか分からないけれど、これまでとは日韓の立場が逆転していることが、今回の合意の最大の利益かも。

想像するに、韓国としてはというか朴大統領としては、就任以来の3年余りで余りに日本の反発が強くなり、経済的に打撃を受けたことが予想外だったのでは。また、産経の加藤元支局長裁判にしても、予想に反して日頃は韓国寄りの勢力からも反発で出て、日本全体から非難が生まれて、これもかなり予想外だったのでは。そう言う傾向は、既に一昨年あたりから表面化してきているわけで、そう言う意味で今回の合意はかなり水面下で長い間検討されてきたんだなと思うわけです。

2月に入ると、2月22日に日本側で竹島の日あったり、3月1日は韓国の日本からの独立記念日ですから、どうしたって騒がしくなることは確実。そうなると、1月中にそれなりに道筋を付けないと、2月、3月になって破綻しそうですね。それはそれで、そうなっても今回は日本は一向に困らないというのが、今回の合意のミソなのかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿