2015年12月24日

見境無い爆買い

大気汚染が広がっている中国。特に日本の空気清浄機が売れている話は良く聞きますが、今度は新鮮な空気の瓶詰めが売れているという話。アクアラングのボンベで1時間とか2時間位ですよね。幾ら買い込んでも、精々数時間から半日位の、それも直ぐに広がるだろうから気休めにしかならないと思うけれど、それでもお金を出す人が居るのが今の中国の実状というのか。でも、普通中国人だともっと実利的なものにお金を出すと思うのだけれど。

日本も暖冬の影響で例年とは異なる気候が続いていますが、中国のPM2.5騒ぎも今年は特に酷い感じがします。これまでも同程度の状態だったのが今年は特にフォーカスされているのか、今年がやはり酷いのか。日本の1970年代前後の公害も酷かったけれど、今の中国ってそれ以上ではないだろうか。日本の場合は、政府だけで無く市民の圧力に企業側も回り道はあったけれど努力して解決出来たけれど、今の中国ではそれも無理でしょうね。不謹慎とは思うけれど、何となくゴミ屋敷のある光景を思わず思い浮かべてしまった。中に居る人には、それなりに快適なのかもしれないけれど、回りに住んでいる住民にとっては迷惑でしか無いのだけれど、強制的にゴミを処理するというわけにも行きませんしね。

日本では、その問題を「解決する」事をゴールとするわけだけど、向こうではその事故・事件が「無かったこと」にして、別の物が新規に作られることで「解決」と言うのだから、たまったものでは無い。空気だけで無く、飲料水にしても食べ物にしても、決して安心出来るものでは無いと思うのだけれど、それでもどんどん人口が増えていくあの国って、やはり国民は逞しいという事の証明なんだろうか。それはそれで怖い気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿