2015年12月22日

国際協定の卓袱台返し

1965年に締結された日韓請求権協定関して、韓国の憲法裁判所が違憲であるかどうか判断するという記事。当時の大統領は、現大統領の朴槿恵氏の父親・朴正煕氏何ですが、仮に違憲判断が出されたら当時の大統領の娘という事で彼女にまで何か責任が及ぶのだろうか。

当時の交渉記録を見ると、かなり難航していて、結局はアメリカの大きな介入に寄って締結されたような背景もあるようですね。韓国としては、日本に占領され植民地化されたことから臨時政府を樹立して、第二次世界大戦中も欧米列強と共に日本と戦った「戦勝国」というのが、今の韓国の存在を支えて証明する彼らの「歴史的事実」であるだけに、その存在意義・レゾンデートルを否定するようなことは許さない気がします。

とは言っても、国家同士が一度締結した協定や条約を、卓袱台返しして白紙化して行くというのが、現実問題として可能何だろうか。最近、やっと上向きだした日韓関係や、先の加藤元支局長裁判でわざわざ外務省の強い意見を持ち出すことなどから、今回はそれ以上の案件だけにさらに強い意向が介在しても良い気がするけれど、今回の場合は彼らの存在意義に関する問題だけに、逆に譲れないと言う事になるんだろうか。

今回の判決がどう言う結論になり、どの様な影響が生まれていくか分かりませんが、只上に違憲判断が出て協定の改定作業なんて言うことになれば、ますます日本人の韓国嫌いというか韓国敬遠が進むことだけは確かじゃ無いかと。要するに、面倒くさい相手とは距離を置く、と言う事ですよね。

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