2015年12月26日

未知を避けない

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、PCからスマホ、スマホからPCへの生活に関して。私は流石に帰省時にパソコン(デスクトップ機)を持ち帰った事は無いけれど、会社のパソコンを自宅に持ち帰って、そこから2,400bpsで繋いで仕事をしたことがありました。もう30年近く前の話。ホストのターミナルソフトを入れて2,400bpsで通信をして、ホストのアプリを動かしていたんだけど、スピードは当時はそんなものだと思って不満は無かったけれど、その使用したパソコンの解像度が中途半端で、文字(といっても漢字ではなく、当時はアルファベットのみ)が潰れて、"O"と"0"とか"l(Lの小文字)"と"I"とか、区別が付かない表示ばかりで、結局一週間と持たずにまた会社に持ち帰りました。実は、専用モニターなら問題無かったと思うんですが、移動手段が無くて、本体(デスクトップ機)とキーボードだけ持ち帰り、モニターは自宅のSONY トリニトロンモニターに繋いだのが理由。一応、RGB入力端子があったので、それで接続したんですが、パソコン用モニターではなくてどうしても限界がありました。

その後はノートブックパソコンの開発に関わるようになったことも有り、毎日ノートブックパソコン(とは言っても、4kg近くあった)をカバンに入れて持ち歩いていたけれど、まずカバンが良く壊れました(笑)。そう言う意味で、情報端末の先頭集団に居たわけですが、携帯電話を初めて取得したのは1999年の年末、2000年問題対策で会社から常に連絡を取れる体制を取れと言われて、PHSを購入したのが最初。その後、PHSからdocomo携帯になり、データ端末としてiPhone4sを購入したのは2010年頃。そして、携帯にサヨナラをしてiPhone6/Experiaになったのが、今年ですからね。そう言う意味では、デジタルまみれの生活をしている割りには、結構スマホに関しては奥手。パソコン(ノートブックパソコン)に関しては、結構最新機種をずっと使っていたので、それで間に合っていたと言う事もあるけれど。それでも、スマホを入手して一番有難味を感じるのが、パソコンを起動しなくても、メールやWebチェック、最近だとFBの確認とか、簡単にできること。本格的にメールを書いたりする時にはパソコンを起動しますが、確認くらいならスマホで十分なわけで、そう言う意味でパソコンとスマホの棲み分けが出来つつある感じです。

一時期タブレットを仕事の関係もあって使っていましたが、一言で言うと「中途半端」な立ち位置で結局今では使っていません。何度も書いているけれど、Surface Pro見たいなスタイルがもしかするとこの立ち位置を変えるかもしれないけれど、でもWindows10やそれ以降のWindowsを使用するには、タッチI/Fだけでは無理だと思っているので、そうなると、キーボード一体型でより薄いモバイルノートが出てくれば、それで十分かも。あと、薄型になればなるほど既存のI/Fが失われていくわけで、USB3.0が使えてもType-Aではなく、Type-C何て言われると、結局変換用のHubとか持参しないと行けないわけで、それは不便さを助長している気がする。個人的にはいろいろなI/Fを集約した「デバイスステーション」みたいな、タバコくらいの箱があり、ここにはノートブックでもスマホでも、認証すれば自由にそのI/Fにアクセス・利用出来るようになると、それ一つを持ち歩ければ良いと思うんですが。丁度、今スマホでテザリングを使って、様々なWi-Fiデバイスがアクセスしているように。私は消費電力の関係で、Wi-FiではなくBluetoothを利用していますが、これなら小型化も可能だろうし。結局は、毎回毎回登場する新しいデバイスに毎回束合わなくても、自分のニーズや好みに応じてその度毎に付き合いを変えていけば良い話で、結局は先ずは好き嫌いを無くすという事でしょうか。それって、人との付き合いと同じ気がする。

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