2015年12月21日

それって矛盾では

SEALDs等が中心になって、「市民連合」を作り、共同で野党や無所属の候補者を応援していくことを記者会見で発表したという記事。で、候補者は、

「具体的には、(1)安保関連法廃止(2)立憲主義の回復(3)個人の尊厳を擁護する政治の実現-の3項目の「協定」を結ぶことを条件に、共闘で一致した野党か無所属候補を支援する。候補が当選した場合は特定の政党には所属せず、院内会派として活動することに同意を求めるという。」

とのことだけれど、まずその三つの件以外の政治目的はどうするのか。特に経済とか社会保障とか。というか、今現在の政治こそ立憲主義の上に成り立っているのだけれど。で、さらに疑問なのが「野党候補も支援する」と言いつつ当選後は政党には所属せず院内会派として活動する、ということ。じゃぁ野党から候補を出して当選しても意味ないじゃんと思うのだけれど。それに、「立憲主義」とは言うけれど、その立憲主義だって行ドイツのワイマール憲法見たいものが出来て、ナチスなんていう集団が生まれる切っ掛けになったりするわけで、世の中絶対的に良いというものは無いはず。結局は、その時々の状況や考え方によって、色々な仕組みをバランス良く組み合わせる、あるいは改善していくと言う事が大切ではないだろうか。その過程で、矛盾だとか違法という話が出てくるんだろうし。

彼らの言い方を聞いていると、結局は彼らが「敵・悪」として表現している安倍政権のやり方と同じように感じるのは私の性格がひねくれているから(笑)。その自己矛盾を感じるから、信用できない雰囲気しか生まれてこない気がする。

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