昨日の産経新聞加藤元支局長の裁判は「無罪」という判決。日本からだけで無く、世界中のメディアからも「言論の自由・取材の自由」を求めて非難が集中していただけに、しかも元々の提訴にしてもその利害関係がよく分からない市民団体によるもので、なんで裁判自体がこんなに長い規格継続したのかも不明な状態。最初は、日本憎し、産経憎しで、行け行けどんどんで始めたけれど、その後の風当たりの強さや経済的な下落など、周りの状況がどんどん悪くなり、韓国検察としても威勢良く振り上げた拳の降ろしどころが見つからず、だからこそ逆に時間伸ばしで相手が折れるのを待つしか無かったような印象です。
で、よく分からないのが今日の判決。先ず最初に、韓国外交部(外務省)から、日韓関係に格段の配慮をするようにと言うようなことが明らかにされて、それって司法への政治介入だと思うのだけれど。仮にそう言う要求があったとしても、それは言わないのが普通では。ちょっと思ったのは、今回の無罪判決を言い渡すにしても、それに反発する勢力は必ずいるので、その矛先を司法では無く行政に向けたかったのかな、と言う事。さらに、2時間以上も判決理由を説明するということで、日本だったら死刑とか重要な判決の時には先ず最初に理由説明から入るわけで、一瞬有罪判決かなと思ったけれど、これもある意味アリバイ工作で、メディア各社特に韓国無いのメディアに対して、最初に判決をいう事でそれだけが直ぐに一人歩きするのでは無く、先ず理由を示してから判決を示すことで、少しでも冷静に判断されることを期待したんだろうか。
「無罪」にはなったものの、その説明の中には、大統領私人に対しての名誉毀損はあったとか、よく分からない説明が含まれているようで、何か裁判として成立しないのは明らかだけれど、裁判らしい体裁と、韓国側の面子を少しでも維持するために、むりやり3時間近い「芝居」を披露したような感じ。韓国検察は上告するんだろうか。ちょっと面白いからやらせてみた行きはするけれど、当事者の加藤元支局長はもう十分ウンザリしているだろうから、やはり酷でしょうね。
今回の騒動で、世界が韓国を見る目から、曇りガラスが消えて、真実を見るようになってくれたら、加藤元支局長の苦労も少しは報われるのでは無いだろうか。
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