千葉で開催されていた、リオパラリンピック予選も兼ねたアジア・オセアニア選手権。日本は前日2位以上を確定して、リオパラリンピック出場権を獲得し、その余勢を駆って決勝戦ではオーストラリアを破り、初優勝。この大会、今回が8回目でオーストラリアは8連覇を狙っていたそうで、それを破っての初優勝というのは、パラリンピック予選を兼ねていたとはいえ凄い。
この「車いすラグビー」、今回初めて知ったんですが、「ラグビー」と言うよりは「車いすアメフト」といった方が良いくらいの激しい当たり。幾ら手こぎとはいえ、それなりにスピードが乗っている車いすでガチンコでぶつかるわけだから、車いすも半端ない感じです。以前冬季パラリンピックの種目で、アイススレッジホッケーを見て「すげぇ」と感じたのと同じくらいの衝撃でした。その時も感じたんですが、身体障害者のスポーツというカテゴリーでは無く、一般的なスポーツカテゴリーの競技として扱ってもよい位。まぁそうすると、身体障害の無い人も参入してくるかもしれないけれど、でも今回の車いすラグビーを一般の人間がやろうとしたら絶対無理だと思う。いつも車いすに乗って操作して生活している人で無いと、先ず腕力が持たないだろうし、後操作する勘所も分からないだろうし。
その後ごたごたはあったけれど、オーストラリアの義足ランナー、ピストリウス選手のように一般競技に参加する人もでてくるわけだし、能力がある選手ならどんどん一般競技に参加するべきだし、逆に今回の車いすラグビーやアイススレッジホッケーのような競技は、パラリンピックというカテゴリーから飛び出しても良いんじゃ無いかと感じますね。
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