新しいオフィスマシン、ThinkPad X1 Carbon (2015)を先週金曜日に受取、土日と色々忙しくて時間が無かったので、祝日の月曜日にカスタマイズを少ししてみました。先ずはその第一印象。
X1 Carbon (2015)の最大のメリットは、なんと言ってもWQHD(2460×1440)の解像度。左に2015モデル(三代目)、右に2012モデル(初代)(1600×900)を並べて、同じITmediaのサイトを表示させてみるとこれだけ違う。縦方向の画素数は60%増えていますが、今スケーリングを120%にしているので、30%増し位でしょうか。100%(スケーリング無し)は厳しく、最初はシステム設定値の125%にしてみたんですが、まだまだいけるという事で、110%、115%とあげてみて、115%で暫く使ってみました。最初は良かったんですが、老眼の影響で一日の終わりで疲れてきたり、昼間の明るさが無くなり室内灯だけになると、流石にキツくて、今は120%にしています。やはり、パソコン専用の老眼鏡 (orz)を作らないとダメかなぁ。
ただ、やはりこのサイズでこの解像度は圧倒的なわけで、これまでデスクトップ機(1600×1200×2台並び)で編集していた、PhotoshopやIllustratorのファイルを2012年モデルで編集するときには苦労したんですが、2015年モデルではほぼ同じ感覚で使用出来るので凄く楽。また自宅では、オフィスマシンの2012年モデルをメーラー専用機にして、ファイル編集やブラウザー等はデスクトップ側で開いて使用するので、複数のウィンドーを並べるのが普通でしたが、2012年モデル単体でそれをするのはかなり厳しい。2015年モデルもベストでは無いけれど、複数ウィンドーを並べて開いても、かなり使い勝手が良くなりました。逆に一つ困るのが、これまでは2012年モデルを会社で使う場合には、21インチ外付けモニター(1680×1050)を接続して、マルチディスプレーにして使用していましたが、2015年モデルで同様の事をやると、余りに左(X1)右(モニター)で文字サイズが違いすぎて目がクラクラしてしまうので却下。会社の机からモニターは撤去して、2015年モデル一台でこれからは仕事をする覚悟を決めました(笑)。高解像度は高機能でもあるけれど、物理サイズ(LCD)との兼ね合いも考えないと、過ぎたるは猶及ばざるが如し、だなという事も実感。MacOSなんかは、上手く折り合いを付けていると思うんですが、Windowsは10になってやっと始まったばかり。OS自体のサービスでも、何かシステムレベルのユーティリティでも良いので、ダイナミックにスケーリングを自由に調節出来る機能が必要ですよね。
使い始めて過ぎに気になったのが、2012年モデルではフィンガープリントのワンアクションで、電源ONからWindowsの起動・ログインまで全て実行出来たのに、2015年モデルではそれが出来ない事。凄く便利なのに。2015年モデルでは電源ボタンを押して電源を入れてから、フィンガープリントでセキュリティ認証しないといけない。しかも、その電源ボタンがクリック感が無いに等しいものなので、ボタンを押して電源が入ったのかどうかも暫くして起動してみないと分からない。凄く使いづらい。この2点だけが全てでは無いけれど、特に前者のワンアクションで電源ONからWindowsのデスクトップまで一気に済ませられたのは便利だったので残念です。まぁ、常にセンサーに通電していないといけないので、消費電力とか色々問題はあるんだろうけど、行ってみればテレビやビデオの待機電力みたいなものなのだから、少なくともBIOS設定とかでON/OFF出来るくらいの仕込みを入れて欲しかったなぁ。(続く...)
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