ANAが発表した2015/12~の燃油サーチャージ。一番長距離の欧米路線で比較すると、これまでの往復21,000円が、14,000円と30%程下がる予定。今回のサーチャージは、今年8~9月のシンガポールケロシン価格を反映しているわけですが、確かUS$60よりも低かったはず。それならサーチャージは無料になるはずなんだけど、去年の初めくらいからUS$換算では無く、円ドルの為替レートも反映させた日本円価格で、かつそれが6,000円以下だとサーチャージを撤廃するようになったんですね。それで計算すると、US$50を切らないと今の為替レートでは円換算で6,000円は切れないから、まだまだサーチャージ廃止は遠そう。
元々は、9.11テロの影響で航空保険料が上がったり、原油価格がUS$100を超えるなど、それまでの料金設定ではカバー出来ない状況になったときに、ある程度フレキシブルに収益確保できるように準備された、言ってみればバッファーみたいな制度だけど、今ではキャリアーにとって貴重な直接収入になってしまいましたね。それでも、以前は片道2万円とか3万円なんていう時代もあったから、それに比べればかなり安くはなってきたけれど。
まぁ、個人的にはR2-D2塗装をするロイヤリティー分位は、サーチャージに還元して安くして欲しい所ではありますけれど。
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