2015年9月13日

自然災害

栃木・茨城の大規模な水害。その前日は、浜松の各地が浸水したり川が氾濫する等、これまでに無いくらいに大きな騒ぎになり、CNNにまで登場してビックリしたんですが、その翌日からもっと大規模な災害が発生してしまい、何か申し訳ないような気分にすらなります。大体台風が通過したわけでも無く、逆に進路から言えば反対方向に台風はそれていったのに、それとは逆の地域に大雨が集中するというのは、本当に自然災害は分かりませんね。

鬼怒川の氾濫に関しては、事前にハザードマップが用意されていたとのことですが、人間って便利な生き物だから、いざ何か発生しない限りそう言うものって一時的に記憶はしていても、常に準備しておくというのは難しいでしょうね。とは言っても、どれだけ大規模な堤防を準備しても自然はそれを上回ることは確実。結局、そう言うリスクのある場所で生活しないようにするしか無いんでしょうね。とは言っても、新しい場所に移動すればしたで、また別のリスクは必ず生まれるだろうし。昔々だと、生活水として川の近くに住むことは重要だったでしょうけど、今はそう言う理由もほとんど無いだろうし。ただ、少なくとも高い場所で生活したいですよね。仮に決壊しても、水害から逃れることは出来たかもしれないし。

津波の被害の時もそうですが、仮に何十年に一度あるかどうかの災害に対応するにしても、其れ以前に何年かに一回の災害だって発生するだろうし、結局はどこに重きを置くかなんですよね。仮に今回の水害対策がちゃんと取られていて、結果的に決壊することが無かったとしても、若しかしたらその後の地震で別の災害に繋がったかもしれないし。それが人生、それが歴史と言ってしまうと残酷ですが、こういうことがあるとどうしても人は誰かに生かされている、と言うような人生観を思い出してしまいます。そうであっても、出来る事は努力することを忘れないようにしないと。

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