2015年9月1日

空港にセグウェイ

羽田空港国際戦ターミナルのテロ対策として、空港警備にセグウェイを導入するという記事。「あれ、確かセントレアでもやってなかったっけ?」と思ったんですが、セントレアはガイドツアーでした(笑)。セグウェイも、登場する前は「今世紀最大の発明」みたいなセリフで結構世間を煽っていたけれど、実際に搭乗したら「なぁーんだ」みたいなガッカリ感があって、結局ビジネス的にはどうなんだろうか。

アメリカの空港だと、同じようにセグウェイに乗って警備している様子を見たことがありますが、最大の抑止力は記事にも書かれているように少し高い目線から見られていると言う威圧感でしょうね。アメリカ人だと背の高い人も多いので、結構目立ちます。でもセグウェイに乗っているのは比較的小柄なヒスパニック系とかアジア系の警官の方が多いような気がするけれど。

セグウェイ自体は、そんなに高速走行できるわけでは無いし、小回りが利くというわけでも無い。一つは、その目立つ筐体に乗って高い位置から監視するという威圧感が大きな抑止力になると思うのと、そんなにスピードは出ないとは言え時速20kmで追跡されていると、普通の人なら数分も走ればかなり披露するはず。そこにセグウェイに乗車してスタミナ十分の屈強な人間が制圧に来れば、かなり有利なことは確か。ただ、空港ロビーのような広い場所なら良いけれど、せまい通路とかドアを開閉して逃亡されたりしたら逆に邪魔になるかもしれませんね。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの時には、若しかしたらセコムの警備ロボットが空港内を闊歩しているのかも。それがPepperだったら、嫌だなぁ...

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