2015年8月2日

セキュリティチェック

大分空港で発生した、セキュリティチェックをハサミがすり抜けて、フライトが遅延したトラブル。中学生が夏休みの宿題のために機内持ち込みのカバンに入れていたものが、偶然機内で発見されて当該便と近いJAL便のセキュリティチェックが再検査されてしまい、1時間以上の遅延になったそうで、本人も悪気は無かったとは思うけれど、大変な騒ぎになりショックだったかも。

そのハサミは文房具店などでよく見られるサイズの工作用のハサミ見たいですけど、やはりセキュリティ担当者のミスでしょうね。最近の検査機器だと、X線で透視された物体の形状等から、自動的に警告が表示されるものもあるみたいですが、多分殆どの検査場では係員がX線で透視された画面を見て、危険物の判断をしていると思います。となると、その人の経験とかタイミングで、見逃されることもありそうですね。一応X線検査では、縦と横両方からスキャンして、危険物が重なった状態でもある程度認識出来るように検査しているみたいですけど、金属の物質と重なったりしたらやはり分かりづらいでしょうね。あと、セラミックス製とかだったらどうなるんだろうか。以前、ハワイのホノルル空港のセキュリティで、たまたまカバンに入れていた小刀のレプリカ(4cm位)が入ったお守りが引っかかり、X線の画面を見ていた女性の係員がちょっと血相を変えて責任者を呼びに行って、で、その責任者が日系の人らしく、このお守りに入った小刀を見て、直ぐに笑いながら"OK, ok."と言って無罪放免になりましたが(女性係員は、何か納得していない表情だったけれど)、何が駄目で何が問題なしになるか、結構係員のスキルによるなと実感しました。

自分のように何度も飛行機に搭乗していても、つい忘れていたり勘違いでセキュリティで引っかかることもあって、以前もその前の旅行の時にキャリーバッグにワインオープナーを入れていて、それを忘れてそのまま入れたままそのキャリーバッグを次の旅行の時に機内持ち込みにして引っかかったことがあります。当然、機内持ち込みできないので、その場で廃棄処分に同意しましたが、今回のハサミはどうなったんだろうか。廃棄して、降機後買い直したのだろうか。大事に至らなくて良かったけれど、ちょっとほろ苦い夏休みの思い出になってしまいましたね。

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