2015年6月25日

アイドル路線

和歌山電鉄貴志川線貴志駅の三毛猫駅長「たま」が死んだという記事。猫齢で16歳、人間の年齢だと80歳ということで、天寿を全うしたと言って良いんでしょうね。

ビジネスモデルとして、地方の廃線目前の私鉄を再生した両備グループの小嶋社長の慧眼は凄いと思うけれど、その彼にしてもここまでのブームになるとは思っていなかったのでは。その地方出身のアイドルとか芸能人を利用するというのはだれでも思いつくけれど、たまたま駅舎に住み着いた野良猫を、駅長と言う事で祭り上げるなんて言うのは、一寸思いつかない。精々「看板猫」とか、受付で昼寝している、知る人ぞ知る猫位だと思うけれど、これを「猫駅長」としてブランド化してしまうのが、それも徹底してやったことが成功の鍵なんでしょうね。

この「たま駅長」の成功から、全国でも同様の駅長が誕生したけれど、中には「先に駅長ありき」みたいな扱いのところもあって、あれはある意味動物虐待だと思う。たま駅長も、こんな格好をさせられたらかなり迷惑だったんじゃ無いだろうか。

さて、たま駅長の後継者問題はどうするんだろうか。暫くは「喪に服す」ということで、写真とかでも良いんだろうけど、やっぱり二代目駅長って必要じゃないかと。ただ、だからといって他所から連れてきてしまうと、一寸残念。やはり地元の野良猫とか、保健所などで捕獲された猫ちゃんを任命するとか、少しでもそう言う動物愛護の意識も訴求できる方法で決めて欲しいですね。いずれにしても、猫に罪は無い。

2 件のコメント:

  1. 恐らくニタマが後継者になると思うのですが、助役とかもいたので
    後継者争いが見られるかも知れません。。
    最近のばからしい国会も三毛猫議長あたりで良いのかも。
    仕事せいよ民主党!

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    1. ST170さん、こんにちは。
      先日放送されていた送る会のニュースでは、ニタマが駅長を兼任というような話を流していました。まぁ、確かに、その辺の国会議員なんかより、ちゃんと仕事もして結果を出した駅長さんだったことは確かですね(笑)。

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