つい一週間前には、わざわざアメリカまで出かけて、本来は自らに権限の無い米軍の基地問題に関して好き放題言ってきたのに、今度はころっと掌を返したようなこの態度というのは、他人事ながら「余りに自己中じゃね」と思ってしまう。それだけでは無く、辺野古への移設阻止のために、那覇空港第二滑走路にも影響する、こんなこともやろうとしているわけですし。大体、沖縄振興をしようと思えばアクセス整備が最優先なわけで、その為にはこの第二滑走路工事というのは一日も早く完成させる必要があるはず。
勿論、最終的には沖縄にある米軍基地、あるいは自衛隊の基地も縮小して解消する必要はあるでしょう。ただ、それは一年二年どころか、十年二十年と言うスパンでもなかなか難しい事業。その中で、先ずは解決しないといけないのは危険な普天間基地の移設なわけで、その為に辺野古の現在ある米軍基地に集約するというのも一つのアイデアだと思うんですけどね。そうすれば、今回の変換地以上の敷地が生まれて、そこから経済活性化の施設も生まれたら、ベストな解決策では無いかもしれないけれど、かなりベターな解決策だと思うんですが。
いずれにしても、嫌だ嫌だと言いたいだけ言って、でも欲しい欲しいとお金だけはせびるというのは、一寸みっともない印象を生むだけでは。虫が良すぎるのも、反発を買うだけにしかならないと思う。
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