2015年5月11日

監視カメラ

産経新聞に掲載された、国会に関するコラム。時々週刊誌がゴシップ記事風に同様の話しを暴露していたりしているから、別に驚くほどの内容では無いけれど、いつもやり玉に挙げられる与党だけで無く野党も同じ事をやっているというのでは、彼らが与党を攻撃する権利も無いのでは。時々NHKの中継が入ると、妙にエキサイトしたり、後あれはいつ頃からだろうか、テレビのワイドショーみたいなフリップを準備していて、これ見よがしに見せびらかしながら質問するパフォーマンスが始まったのは。

いつも思うんですけど、今はITの時代、ネットワークの時代。国会の衆参両議会、さらには様々な委員会が開催される委員会室全てに固定の定点カメラを設置して、あらゆる方向から本会議場や委員会室の内容を国民が視聴できるようにUstreamで流せば良いじゃん、と。別にスイッチングとかする必要無く、カメラ毎にチャンネルを振り分けて、見たい人が見たいアングルのストリーミングを見て、そこで何か問題がある様子が観られたら、報告するなりすればいいわけだし。あと、何台かはカメラアングルやズーム・ワイドの操作が出来るカメラを設置して置いて、だれでも利用登録すれば一定時間自由にそのカメラを動かして見たい場所を見ることが出来るようにしたら胴だろうか。その時に利用料金を徴収して、それは国会の経費に組み込んでも良いわけだし。少なくとも議員活動は税金で賄われている以上、その禄を食む議員の一挙手一投足を国民が監視することに何の問題も無いはず。これがよくある密着みたいな24時間どこの場所でも監視するというのは流石に問題が生まれそうだけど、国会議員の仕事場である本会議場や委員会室での様子はだれに観られても問題が無いもののはず。国会議員の削減とか行政改革が遅々として進まないのであれば、それがどこに原因があって進まないのか国民に100%分かる形で「視覚化」するのも国会の義務では。

さらに言えば、携帯・スマホも使えないように、本会議場なり委員会室も電波暗室にしないと。以前、委員会だったかの内容をTwitterで中継していた議員がいたけれど、そんなことやっている暇があったら議論に集中しろよ、と。既に議題の内容が決定していて議論する必要が無いのであれば、そこから削減してスリム化を目指せよ、と。なんだったら議員一人一人にGoProのカメラを付けさせて、どこを見てなんの仕事(内職?)をしているのか一目瞭然にしてもいいくらい。

ふと思ったんだけど、ゴシップ好きな夕刊紙とか週刊誌は、それこそ議員の内職の様子を毎回レポートする「今日の〇〇君」みたいなコーナーを作ったら、結構受けそうな気がする。長い会議中、ついウトウトと船を漕いでしまうのは、これはまぁ仕方ない(ずっと寝てたら問題だけど)とは思うけれど、雑誌の記事を見ていたらスマホを弄っていたり、あるいは欠席する、他の議員の席へ移動する、等一寸非常識な部分はもっと公開して反省を促さないと。

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