2015年5月31日

何か似ている

ハワイ、ワシントン訪問中の翁長沖縄知事。自らの公約である「辺野古移転阻止」のために、ハワイ州知事に同意を求めるものの、ハワイ州知事からは「それは国同士の問題だから」一蹴されたみたいですが、まぁそれが普通の話しだよな。ハワイ州としても、例えば沖縄と同じように島内に多数の基地を抱える境遇から、意見なりを聞かれるならば安全対策とか雇用対策とか経済効果とか答えられる話しは幾らでもあるんだろうけど、移転反対とか言われてもハワイが全く関係していない話に答えがあるわけでもないだろうし。これがワシントンで政府関係者に言うならまだ分かるんですけど、何でハワイで? という疑問。まるで、どこかの国の大統領の行動を見るような(マテ)。

しかし、この翁長知事、最後の落としどころはどうするんだろうか。結局このまま突っ張って移転反対のまま任期を終えるのか、あるいは考えを変えて先ずは普天間の危険除去最優先と言う事で移転を受け入れて、その分那覇空港の工事加速とか沖縄振興策の追加を勝ち取り経済の向上で島民の指示を得るのか。案外、これだけ努力しているんだけど、国の力には及ばないと、一寸ずつ国の責任して譲歩しつつ、最終的には粘り勝ちで基地移転を結果的に許すことになったりして。

帰国後には、こういう判断もする必要がありそうですが、確かに那覇空港の拡張は必要ですよね。今でも目一杯の状態だし。それに加えて、ターミナルの拡張もこれから必要になるだろうし、今後沖縄の観光資源を生かすためには、どれだけ沢山の飛行機が来てくれるかが勝負ですからね。となると、第二滑走路がいつ出来るか、それに加えてターミナル設備がどれだけ早く拡充されるかという事を考えると、辺野古移転に関しては普天間の危険除去にもなるわけだし、一歩譲って二歩前進と言う考え方なのかも。もっとも、今となっては彼の周りに居る人間達は許さないだろうなぁ。特にこういう活動をビジネスにしている某団体とか業界の人達は。

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