ミスユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアナさんのインタビュー記事。暫く前に、彼女が代表に選ばれたニュースを見たときに、「へぇー、ミスユニバース日本大会の審査員も随分グローバルな意識を持っているな」と個人的には凄く感心しました。その時点では彼女がどこの国籍を持っているのか分からなかったけれど、「ミスユニバース日本代表」に選ばれるのだから日本国籍保有者であることは確かなんだろうけど。実際はインタビュー記事に夜と日米の二重国籍状態なんですね。それでも大丈夫なんだ。
その国の代表者としての要件は、多分その国の国籍を持っている、あるいは国民であると言う制限だけで、人種や生まれ育ちっていうのは関係無いはず。今回の場合は、多分彼女のお父さんがアフリカ系アメリカ人と言う事で、その容姿に反応する人も居るんだろうけど、じゃぁ韓国系とか中国系、あるいは東南アジア系とのハーフとかだったら文句はでないのだろうか。例えば日本人の特徴とよく言われるストレートの黒髪ならボーナスポイントがあるとか、日本人のような胴長短足の体型なら良いとか(マテ)、そう言う判定基準があるならまだしも、そうじゃ無いのであれば日本代表に必要な要件(多分国籍のみ?)を満足しているなら、何の問題も無いはず。あくまで選出するのは「日本の代表」であって、「日本人の見た目の代表」じゃ無いはずだし。仮に、ハーフ(国籍は日本)が問題だというのであれば、よくオリンピックなんかの直前にある「帰化選手」って許されるの? あっちの方がよほど問題が有るように感じます。
よく教育やビジネスで「グローバル化」とか「国際化」っていう言い方をするけれど、そう言うことを理解していれば、今回の選出に関して、少なくとも見た目が違うからというのは理由にはならないはず。多分審査員もこういう批判はある程度予想はしていたと思うけれど、そう言うノイズよりも本人の資質を認めてルールに従って選出した態度こそ、もっと賞賛されるべきじゃ無いのだろうか。そして、彼女の本選での活躍を応援するべきでは。
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