PCWatch、山田祥平氏のコラムから、「LINEとtwitterとFacebookがあれば十分」というちょっと過激なタイトル。私はLINEもtwitterもやっていないので、それでは困るんですが(笑)、まあ言わんとするところはよく分かる。コラムにも登場しているように、少し前にPCが出てきて「メールとインターネットがあれば十分」と言っていたのと同じ事が、今プラットフォームこそスマホに変わったけれどまた言われている感じ。
個人的に一寸引っかかったのは、PCの場合アプリを入れたり削除したりするけれど、スマホの場合は殆どそう言う事は無いと言うところ。入れる・入れないはその人の好みと言うか趣味もあるのでなんとも言えないけれど、確かにPCの場合はHDDのサイズもあるしあまり気にしないように感じます。もう一つ思うのは、PCの画面はスマホよりも大きいので、デスクトップにアイコンが並んでも、やはり気にしない・気にならない事が多いのでは。スマホの場合、最近のモデルでは少し前のPCよりも解像度が高いものとかあるけれど、アイコンの配列などは昔のような一画面に10数個程度しか並べていないものが殆ど。勿論、どんどんアプリをインストールしていけば、それにつれてトップ画面が2ページ、3ページと増えていきますが、そうなると後のページのアプリはどんどん使われなくなって、結局最初に1~2ページ似あるものしか使わない。つまり、よく使うアイコンは最初のページに集まるだろうし、そうで無いものは例え入れても見えない場所へ押しやられて、結局「無いのと一緒」の状態になりやすいのがスマホの利点になっているのでは無いだろうか。
Windows Phoneが普及しそうだけれど、PCのWindowsとスマホのWindowsの違いがどれだけユーザーに受け入れられる、あるいは許されるのか、それが結構大きなファクターになりそうな気もします。だから、あまりWindows
互換性を言うよりは、昔のようにデスクトップのWindowsとスマホ用のWindowsは別物というか、本当ならブランド名も変えた方が良いんじゃ無いかと個人的にはも思いますね。Kernelが同じとか、Binary Compatibleとか言う話は一般ユーザーには関係無い訳ですから。それに、いくらスマホ画面の解像度が上がっても、6インチとか7インチ位のサイズにExcelやWordを広げて仕事をする気にもならないだろうし。Tabletがその役割を担う可能性はあるだろうし、もしかしたらTablet端末ってそのうちにスマホの画面拡張オプション位の位置付けになってしまうかも。
PCの場合は、兎にも角にも広いデスクトップ画面が目の前に有るから、どんどんアプリをインストールしても気にならないし、一度登録してしまうとそのまま残ってしまいます。でもスマホで同じ事をやると、使いたいものが使えなくなるわけで、その分自然にアプリの淘汰というかフィルタリングがされて、だからスマホの使い勝手が良いという印象も生まれるかも。それならば、スマホの環境にPCの環境を合わせるようなことをしたらどうだろうか。ExcelとかWordとかPhtoshopとか例外はあるだろうけれど、日常使う作業用アプリに関しては、スマホとPCで最大公約数をとってみれば、本当に必要なものって自動的に見えてくるんじゃないだろうか。
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