2015年3月28日

ジャーマンウィングスA320 (2)

ジャーマンウィングスの墜落事故。どうも、副操縦士が自ら操縦室で一人になったときにドアロックして、そのまま衝突コースを選択したようですが、ハイジャックとか外部からの原因ならまだしも、内部の、それも副操縦士による自殺行為であっては、巻き添えを食った乗客や乗員はたまったものじゃありません。今回は、離陸1時間くらいして機長がトイレに出たところを見て、操縦席をロックしたみたいですが、もう今後は例えパイロットであっても一人にしちゃ駄目という事ですよね。

この関連記事を読んで思いだしたのが、UAの米国内フライト。パイロットが操縦席からトイレやコーヒー等で出てくるとき、針金の金網みたいなものを出したり、ケータリングの台車で入口をブロックして、万が一に備えますが、それと同時にCAさんが操縦席に入っていくんですよね。最初は、セクシャルハラスメントにならないのかと思っていたんですが、何度か見ているうちに「あぁ、万が一の時のために操縦席を埋めているんだろう」と思い当たりました。あれって、世界共通の対応だと思っていたんですが、欧州ではそうで無かったのが残念です。今後は女性CAだけで無く、万が一の時のために男性CAの採用も増えるんだろうか。オーストラリアとか欧州では結構男性CAさんは搭乗しているみたいですが、米国ではあまり見ませんしね。

しかし、どう言う理由があったのか分からないけれど、本当に巻き添えにあった人達は残念です。唯一出来る事は、この教訓を生かして、より安全なフライトを実現することだけですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿