2015年3月27日

成田空港の検問終了

成田空港名物(?)の一つ、空港入口での検問(パスポート、身分証明書チェック)が、30日の正午から廃止されるという記事。空港建設・建設後の反対運動、開港直前の過激派の管制塔占拠等のトラブルから、国内空港で唯一検問が設置されていた空港が、やっと人並みになりますね。911以降格段にセキュリティが厳しくなったUSの空港ですら、成田のように入口でのパスポートチェックはやっていないわけですから、正直なところどれだけ意味があったのか...

勿論全くなくなるわけでは無く、モニター等で監視をして不審者であれば質問するだろうし、それなりの警備体制は敷くのでしょうけど、それでやっと「普通の空港」になりますね。成田以上の規模である羽田空港ですら、これまでやってこなかったわけですから。出、これは無い物ねだりになる事は分かっているけれど、これを機会に空港の滑走路や設備更新も是非やって欲しいですよね。特に、B滑走路を延伸させて、さらに誘導路もシンプルにして、A/Bどちらに着陸して第一・第二(さらには、来月からは第三もか?)どちらに行くにしても、それ程時間が掛からず移動出来るような動線確保と、さらにさらに可能であれば横風用のC滑走路の開設も目指して欲しいですよね。私も何度か横風で揺れる中着陸したことがありますが、あれはやっぱり怖い。

元々、あの敷地内に土地を所有していて、今でも反対のために残っている人に関しては、気持ちは分からないでも無いけれど、結局それでなんの利益も生んでないことを理解して、考えを変えて欲しいですよね。勿論、それなりに保証をすることも含めて。で、それ以外のどこかの政党が煽っていたような一坪地主とか、地元以外の人間の土地に関しては、もうそのまま強制収容で良いんじゃ無いだろうか。もう、誰も望んでいないし、自己満足でしか無いわけですからね。結局成田でトラブルが解消されないから、逆に縮小していくはずだった羽田空港が、滑走路は4本になってさらに5本目も噂されるようになるし、国際線も増えてきているし、都心に位置する利便性や東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ますますその重要性が高くなっており、正直成田の存在価値は低下しているのも事実。成田空港のレガシーを、もう一度見直して改善する切っ掛けじゃ無いでしょうかねぇ。その中には、成田-羽田の直通高速交通機関の整備であったり、成田空港周辺の再開発であったり、付加価値も付けやすいだろうし。

さて、今度成田空港を利用するのはいつだろうか。国内線に搭乗するのはもう結構飽きてきたので、久しぶりに国際線に乗りたい気持ちがだんだん大きくなってきています(笑)。

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