昨晩突然舞い込んで来た、ドイツ・ルフトハンザ航空系LCCのジャーマンウィングスA320のフランスでの墜落事故。墜落場所は直ぐに特定されて、ブラックボックスも回収されたと言う事ですが、山腹に激突したらしく乗員・乗客全品の生存は絶望的と早々と宣言されています。当初は日本人乗客はいないと報道されたものの、現時点では二人の日本人らしき名前が登場者名簿にあると言うことで、確かに目的地のデュッセルドルフは日本の企業が多く進出している、日本の欧州での拠点とでも言うべき場所なので、日本人の乗客が搭乗していた可能性も高いでしょうね。
公開されている飛行データを見ると、高度1万メール以上で順調に水平飛行をしていたのに、急に2,000m位迄降下し、その為に1,800mクラスの現場山中に墜落したようですが、その降下理由が今のところ不明とのこと。もし何らかのトラブルならもっと急降下になるようですし、ありそうなのは何らかの理由でエンジントラブルがあり、その再始動に失敗して高度を回復できずに墜落したという話。とは言っても、両方のエンジンが停止することは考えられないので、それなら単発でもそんなに急降下することは無いと思うのですが。
回収されたブラックボックスを解析することで、詳しい原因は特定されると思いますが、暫く前のマレーシア航空の事件と言い、どうも航空機のトラブルが続く気がします。今のところテロとの関連は否定されているけれど、何かいつもとは違う雰囲気が感じられるのが嫌ですね。LCCとはいえ信頼感の高いルフトハンザの系列航空だし、しかも前日には機体点検もしていたと言うことで、技術的な原因が余り想像出来ないのも不安です。
いずれにしても、1日も早く原因が特定されて安全が確保されると共に、儀礼になられた方のご冥福を祈るばかりです。
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