産経新聞西日本版の記事から、増える空港泊の乗客に対応する関西空港の話。空港での椅子と電源の取り合いは、どこに行っても見られるもので、特段関西空港だけの話では無いけれど、確かに米国の主要空港と比較すると、日本の成田、羽田、関空という国内主要空港での状況は厳しい様に思います。羽田の新国際線ターミナルとか、成田の改修されたエリアなんかは改善されているみたいですけどね。アメリカの空港に行くと、Samsungの名前が書かれたチャージ用の柱みたいなものが幾つもあって、そこでスマホやタブレットの充電をしている人をよく見かけますが、成田でも同様のものが確かあったはずで、ああいう設備を国内空港でも充実させる必要はあるでしょうね。と言うか、ネーミングライツじゃ無いけれど、国内メーカーの宣伝場所として結構有効じゃ無いだろうか。以前はワイヤレスも充実していなくて、航空会社のラウンジから漏れてくる電波を使え丸ために、入口近くに座り込んでパソコンを利用している人なんかをよく見かけましたが、最近では空港全体でWi-Fiサービスを提供することが普通になってきているので、ネットアクセスに関しては問題無いでしょう。逆に、例えばUAの国内線なんかだと、DirecTVを機内プログラムとして流すんですが、内蔵のモニターではなく個人のスマホやタブレットで使うことを想定しています。電源がある機体もあるけれど、それも人数分あるわけじゃ無いから、もしかしたら電源無しで使わなきゃいけない場合も有るわけで、そういうときには登場前後に空港でチャージする必要が生まれてきます。空港じゃ無いんですが、2014シーズンからオープンした49ERSの本拠地、Levi's Stadiumには、複数の形状がコネクターが備え付けられた「スマホ充電スタンド」があります。あれは、表向きは顧客向けサービスなんだろうけど、もう一つはそうやってスマホを使って貰い、Levi's Stadiumのアプリも一緒に使って欲しい思惑も大きいでしょうね。出来たばかりのスタジアムと言う事もあるんでしょうけど、ああいう試みって面白いなと思います。
閑話休題。空港待合室の椅子って、大概どこも10名位が一度に座るような長い椅子ですが、途中に肘掛けがあると横になったり出来なくて困ります。3人分空いていると、少し膝とか曲げて横になれるくらいかな。4人分あれば、よほど長身の人で無い限り真っ直ぐに寝ることも出来るでしょう。ただ、それだけ空いていると、昼間本来の待ち合わせように使うときに、結構一人で占有してくる人も増えてしまうんですよね。その辺りが悩ましいかも。腕掛けが跳ね上がる形のものとか、電源端子付の椅子とか、地元企業協賛で設置すれば、空港側も出費を抑えつつ施設の拡充と満足度向上に期待出来るんじゃないだろうか。関空とか成田とか、LCC用のターミナルを作っていますが、そう言う場所の椅子はそう言う仕様にしてしまうとか。日本の空港は、トイレの綺麗さ便利さでよく誉められるけれど、そう言う座席や電源の面でも一寸頑張れば、かなり好評価を得られるような気がします。
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