2015年2月23日

暇な弁護士

元朝日新聞記者・植村氏の裁判についてのコラム。本人だけで無く、ご家族まで影響があったことはお気の毒と思うけれど、でもそれってこれ以外の事件・案件でもメディアが騒げば同様の事がこれまでもあったわけで、自業自得とまでは言わないけれど、逆の立場になってみて初めて経験して少しは取材対象の苦しさが分かったのでは。それはそれとして、メディアの責任として猛省して欲しいところではあるけれど、それ以上に奇異なのが170人も付いている大弁護団。

170人もの弁護士を雇うなんて、どれだけお金が必要なんだと思ったら、ボランティアで仕事をする人も多いという話。世の中には、色々なことで困っていて、弁護士に相談することも難しい人が多いと思うのに、こういう人達はそう言う人達には見向きもしないのだろうか。(棒読み) 今では珍しく無くなったけれど、弁護士でテレビにタレント的に仕事をしている人も多く居るけれど、知り合いの弁護士曰く「本業をちゃんと仕事をしていたら、とてもあんな時間は無い」と言ってましたね。優秀な助手とか同僚が仕事を肩代わり分担してくれているのかもしれないけれど、それだって本業は何なのと言う疑問は解決されませんしね。

話を戻すと、元々の植村氏は、ずっとジャーナリストとして反論するわけでも無く、どちらかというと静かに隠れてほとぼりが冷めるのを待っていたような雰囲気の中、急に「人権侵害だ」と裁判を起こすことになったわけで、穿った見方をすると、弁護団が出来たからやってみようかという気持ちになったのか、と。あるいは、ヘイトスピーチに対しての世の中の風当たりが変わってきたので、これも好機と感じていたのかも。いずれにしても、170人もの弁護士が手分けして仕事をしなきゃいけないくらいの大きな案件なら、是非弁護士さんには意味のある仕事にして欲しいです四のね。(棒読み)

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