2015年1月31日

NRT-HNL-LAX (4) - HNL-LAXホッピング (1)

36番ゲートに来ると、平日水曜日の出発だからでしょうか、それ程の混雑でもありません。ただシートマップを見ると、GlobalFirst、BusinessFirstは満席、通常のYが90%位埋まっているのに、Y+は20~30%位という変則的な状態。だから何度か機内放送で、Y+は空席があるけど追加料金払わないと座れないよとアナウンスしていましたが。

私の隣には中華系と思われる夫婦が座りました。ただ、話している言葉が中国語とは一寸違う感じで、もしかしたら東南アジア在住の華僑の人かも。私の隣にはご主人が座ったんですが、一寸コロンの匂いがキツくて「をぃをぃ、ここでもかよ」と小一時間。通路を挟んだ反対側には、20代OL風の日本人女性が座っていたんですが、ウェルカムドリンクを零したりと出発前からちょっと大変そう。この二人にはこの後少々悩まされることになります。

定刻通りに出発、食事の時間。最近は短いホノルル線でも、北米大陸線同様主菜の選択肢が四つ(牛、鳥、魚、和食)あり、ちゃんと前菜から食後のチーズに山盛りアイスまで出されてビックリ。以前(3年前)はもう少しコストダウンしていたと記憶しているんですが。で、隣のご主人、このチーズセレクションで臭いチーズをてんこ盛りにもらって食べるんです。コレまでも隣でチーズを食べる人と同席したことはありましたが、これほど匂いがキツいのは初めて。何が違うんだろうか。正直、ハンカチで鼻を押さえたくなるくらい。座席をフラットにして自分の位置を下にしたら、少しは臭いから逃れられるかと思いましたが、それでも暫くは大変でした。

この日は一寸調子が悪かったので、食事も一寸摘まむだけだし、ナイトキャップももらわずに直ぐに座席を倒してうつらうつらし始めます。回りの食事も終わり、機内の照明も消えた頃、突然まばゆい光で目が覚めます。通路を挟んだ隣のOLさんが天井にある座席用の照明を点灯したようで、たまたまなのか寝ている私の顔の所にその照明がほぼダイレクトに当たります。実はこのOLさん、水平飛行に入ると直ぐに寝てしまい、食事の時も最初の前菜のプレートが出たまま手を付けない状態でした。で、回りの食事が終わってから目が覚めて食べ始めたらしくて、それで電気を付けたようなんですが... 仕方が無いので寝返りを打って反対側に向いたけれど、今度はそのうちに自撮りを始めたらしく、何度もシャッター音が。

そんなこんなで何度か少し目が覚めるものの、うつらうつらしているうちに到着壱時間前のリフレッシュメントの時間となり、それで本格的に目を覚ましました。選択肢無しのフルーツプレートで、シリアルの小皿も付いているのに何故か牛乳は無し。隣の中華系ご夫婦は、そのままシリアルをつまんで食べていたけれど、良いのかUA? ちょっと不思議な配膳でした。

Honoluluには定刻より早めに到着。元々早朝の到着便なので、入国審査もガラガラ。今回は、この後LAXへ移動するというので、なんでLAX行くのと審査官に聞かれてしまいました。まさかマイル修行と言うわけにもいかず、「友人に会いに」と答えると、それで納得してくれて入国のスタンプを押してくれました。この後、預けている荷物をピックアップして通関を抜けるわけですが、バゲッジクレームでキャリーバッグをピックアップして通関の係員のいる所に向かおうとすると、目の前に「荷物最預け入れ」と英語、日本語等で書かれたブースがあります。ここで一寸混乱。これまでの経験だと、通関を抜けてから再び荷物を預けるのに、ここではその前に預けるの? でも、その場合は通関の書類はどうなるんだろう? 一寸混乱してその場所でどうしようか考えていたら係員が声を掛けてくれたので、斯く斯く然々でLAXまでこの荷物をスルーチェックインしてあるけれど、ここで最預け入れしていいのと聞いたら、"Yes"と即答。じゃぁに持つもないのにこの通関書類はどうするのかと聞いたら、先の係員に渡せとのこと。正直半信半疑でキャリーバッグを渡して、そのまま係員に書類を渡したら、何の問題も無く通過出来ました。以前、今回の様にHNLで本土便のそのまま乗り継ぐときは機内持ち込み荷物だけだったので今回が初めての経験でしたが、こういうルールの所もあるのかとビックリして感心してしまいました。確かにバゲッジクレームでピックして直ぐに預けられるのは楽で良いけれど、これまでの経験とは逆のプロセスには驚きました。(続く...)

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