2015年1月23日

スマホの携帯化

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、先日auが発表した「ガラスマ」について。動いているプラットフォームはAndroidだけど、形状や機能は「ケータイ」というSHARPの「AQUAS K」。Softbankは知らないけれど、docomoもまだガラケーをスマホと一緒に発表しているから不思議は無いのだけれど、Androidベースということと、auと言う事で注目を集めたのかな、という印象。

所謂「ガラケー」タイプの携帯が未だに支持される理由は幾つかあると思いますが、1つは片手で操作出来ることと、もう一つは利用料金の安さじゃ無いかと思います。スマホ利用だと、月額6000~7000円掛かるところ、携帯だと3000円前後で維持できて、しかも無料通話もついているし。MVNOのSIMでこの点は解決されるけれど、もう一つの片手で使える手軽さというのは、スマホで訴求できていないところですよね。iPhoneとか、4インチクラスならまだ片手操作も可能だけれど、最近の大型化や、あと高解像度になって以前よりも正確なタッチ操作が要求されるようになったのも、スマホ移行を躊躇させる理由じゃ無いかと。

私は携帯にしてもスマホ(iPhone4s)にしても、左手で操作するんですが、その時に左手の人差し指がかかる本体右上辺りにポインター操作できるような「ボタン」みたいな物があると嬉しいなと思うんですよね。それだけでも、結構間に合うことは多いので、イライラ感は減るんじゃ無いかと。あと、文字入力にしても、無理にSWキーボードを表示させるよりは、携帯でお馴染みの十字キー入力とか、フリック入力でも間に合うんですよね。個人的に欲しいのは、スマホの裏にカバーのようにぴったりついて、必要な時にはフリック入力とポインター操作ができるようなパッドが下にスライドしてくるようなもの。本体だけで全て出来るというのが理想だけど、TPOに合わせて必要な物を組み合わせたり組み込んだりして、最適化できるのが一番メリットが有るんじゃ無いかと。スマホを二つ折り携帯のように使えるカバーなんて、どこかにありそうなんだけど。

これはTabletも同じで、Tablet単体で出来る事も多いけれど、外付けキーボードが必須な場合も有るわけだし、後個人的には画面をどの方向にローテーションしても、ちゃんとステレオサウンドが変わること無く聞こえるようなスピーカーとか。スマホをひっくり返して使うことは殆ど無いだろうけど、Tabletは横にも縦にも逆向きにも360度ぐるぐる回して使いますからね。そう言う使い方を想定した機能の作り込みは、まだまだ足りないと思う。スマホと携帯が統合されるのは、その次の世代のデバイス、例えばウェアラブルデバイス見たいな新しい形にならないと、ユーザーはステップアップしてくれないんじゃ無いかな。まだまだ、道のりは長いと思いますねぇ、個人的には。

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