「赤い貴族」なんて行っても、今の若い人は分からないでしょうね。「あぁ、マルちゃんでしょ」と言われるのが関の山。それは「赤いきつね」だってば(笑)。
今世界に残っている共産主義国って、幾つあるんだろうか。正直、中国以外には浮かばないけれど、その中国がとんでもない格差社会になっていることを、この日本共産党の人達はどう考えているのか。この人達は、与えることは言うけれど、徴収することは何も言わないんですよね。良く「富裕層から税金を取り、貧しい人に配分する」と言っているけれど、結局この人達の施策を実行すると今の「富裕層」は存在しなくなり、結果的に再配分する「富」も無くなるという矛盾をいつも感じるんだけど。中国だって、国営企業だけの時には決して豊では無いけれど、全員が等しく貧しい暮らしだったから、まだ我慢できていたわけですよね。それが、名目共産主義で自由競争のシステムを入れたものだから、元々権力があった所にますます権力が集中して、赤い貴族ならぬ、赤い成金がどんどん登場してきたわけで、結局色々問題はあるけれど、国民全員で政治を回す自由主義は、ぶれるときもあるけれどその反動で元に戻る可能性も大きいのに対して、少数の幹部が運用する共産主義では、その幹部が紙のごとく清廉潔白スーパースターであれば理想的だけど、そうで無い場合にはそこに術で集中する故に、とんでもない世界になるのは、これまでの世界史が証明していると思う。
この政党が、もっと清貧な感じならまだ理解出来るけれど、年間の活動費のほとんど200億円も収拾できる能力って、一体何をやっているのか不思議です。
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