2015年1月15日

情報戦

どんどん激しくなる、中国、韓国の国際情報戦に対して、日本もやっと思い腰を上げ始めるという記事。「国際放送」となっているけれど、放送だけで無く、出版などの活字メディアや、インターネット経由のデジタルメディアも含めて、総合的にやらないと。放送というのは、その瞬間瞬間のものでもあるから、ずっと後に残ってエビデンスとして使えるものを重視する必要があるんじゃ無いだろうか。

先ずは韓国対策ですけど、こっちは大変だけどまだ先が見えるから良いんですよね。本当に日本がその気なら、規模にしても内容にしても相手を圧倒することが出来るし、韓国自体が対日本以外の部分でも過激で特異な点を世界中に自ら見せているから、上手く転換点を設定してひっくり返せれば、これまで彼らが日本に対して積み上げてきた虚像が、そのまま180度反転して彼らの異常さの証拠になる可能性もあるから。

問題なのは中国。なんせ、政府自らが政策として日本以上の規模としつこさで世界中に発信しているし、韓国と違って経済的な理由もあって余り世界からの反応も期待出来ない。特に、アルジャジーラみたいな中国の立場を英語などの各国語で世界配信するメディアを作ってしまうくらいですからね。普通に対応するだけでは、最初の力勝負で負けてしまう。じゃ、どうしたらよいかと考えると、そこは彼らの弱みをジワジワと突くのが良いんじゃ無いかと。例えば、彼らは抗日の成果を盛んに共産党の成果と喧伝するけれど、実はそれは国民党がやったことで有り、共産党はその後の内戦でかっただけであることや、終戦時には中国共産党は中国を代表する政府組織では無かったこととか、毛沢東時代、どれだけの国内混乱が発生していて、数千万人もの人民が亡くなっていることとか、色々ネタはありそう。

こう言うのは得意そうなメディアの専門家の専門チームを作って、先ずはアメリカ、ヨーロッパ中心に、「日本が正しい」という意識では無く、「中国・韓国が間違っている」というトーンで意識を変えることを考えるのが良いんじゃ無いだろうか。こちらの意識を第三者に押しつけるのでは無く、第三者に判断させる情報を与え続けて彼ら自身で考え方を変えて貰うことが、地道だけど一番確実な方法だと思う。

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